一遍
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一遍(いっぺん、英語: IPPEN)は、鎌倉時代中期の僧侶。時宗の開祖。全国各地で賦算(ふさん)と呼ばれる「念仏札」を渡し、踊りながら南無阿弥陀仏(念仏)と唱える「踊り念仏」を行った。徹底的に自身の所有物を捨てたことで「捨聖(すてひじり)」とも呼ばれた。
- ^ 「我が屍は野に捨てよ」佐江衆一(新潮社)、24、125頁
- ^ "円照大師". 世界大百科事典 今井雅晴. コトバンクより2023年1月21日閲覧。
- ^ 野田秀雄「明照大師嘉号請願考」『鷹陵史学』第12巻、佛教大学歴史研究所、1986年、156頁。
- ^ 辻岡健志「皇室の神仏分離とその後の仏教 宮内省の対応を中心に」『書陵部紀要』第69巻、宮内庁書陵部、2018年、13頁。
- ^ 矢吹康英「〈研究ノート〉大正十一年の「立正大師」諡号宣下をめぐって」『日蓮教学研究所紀要』第42巻、立正大学日蓮教学研究所、2015年、35頁、ISSN 02875373。
- ^ 宝厳寺蔵 歴史シンポジウム「遊行ひじり一遍」1983年5月14日開催
- ^ "一遍". 日本大百科全書(ニッポニカ)、 広神清. コトバンクより2023年1月21日閲覧。
- ^ 「わが屍は野に捨てよ」佐江衆一(新潮社)、52頁。「一遍 その行動と思想」大橋俊雄(評論社)、20頁
- ^ 「一遍と時宗教団」大橋俊雄(教育社)、28頁
- ^ [1]
- ^ 「一遍聖絵」によれば遊行中の伊予への一時帰国はこれで4度目
- ^ 「一遍聖絵」10-41(聖絵の章立ては「一遍上人全集」(春秋社)による)。「一遍上人と大三島」浅野純以(今治市大三島町の万福寺1999年7月31日刊行資料)、65、66頁
- ^ 「一遍聖絵」10-41。「一遍上人と大三島」浅野純以、40、68頁
- ^ 「一遍聖絵」12-48
- ^ 「一遍聖絵」4-16
- ^ 「一遍と時宗教団」大橋俊雄(教育社)、60頁
- ^ 「我が屍は野に捨てよ」佐江衆一(新潮社)、125頁
- ^ 「ビジュアル百科 日本史1200人」入澤宣幸(西東社)、79頁
- ^ 「一遍と時宗教団」大橋俊雄(教育社)、13頁
- ^ [2]
- ^ 「一遍聖絵」11-45
- ^ 下川耿史『盆踊り:乱交の民俗学』作品社、2011年。ISBN 9784861823381。 pp.126-136.
- ^ 『現代語訳 一遍上人縁起絵 全十巻』(法藏館、2022年)で、詞書を全現代語訳。
- ^ “市内文化財の詳細|学習の森|安中市”. www.city.annaka.lg.jp. 2022年10月16日閲覧。
- ^ 『佐久市の文化財』昭和57年3月1日、長野県佐久市教育委員会発行。93頁
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