リーナス・トーバルズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 07:53 UTC 版)
社会的な認知
Linuxファンの中にはリーナスを神のごとく崇め奉っているものも多いが、彼自身は自著"Just For Fun"(邦題『それがぼくには楽しかったから』)の中でそういう対応に困惑しており迷惑だと感じていると述べている。
- タイム誌の2000年の「今世紀の100人」のインターネット投票で17位に選出された[5]。
- 2000年に、Apple社のスティーブ・ジョブスから引き抜きの打診があった。「アップルのMac OS Xはもっともユーザー数が多いUNIX、というのが口説き文句だった」とリーナスは振り返っている。しかし条件としてLinuxの開発をやめることを求められたことと、Mac OS Xに使われているMachカーネルが大嫌いであったことを理由に、この打診を断った[6]。
- 2001年には武田賞をリチャード・ストールマン、坂村健とともに受賞した。
- 2004年には、タイム誌の世界中で最も影響力のある一人として挙げられた。
- 2004年夏に行われた史上最も偉大なフィンランド人100人の投票で16位に挙げられた。
- 2005年にはビジネスウィーク誌の最も優秀な経営者の一人に選ばれた[7]。
- 2006年に、タイム誌の「60 Years Of Heroes」に選ばれた[8]。
- 2010年にはC&C賞を受賞した。
- 2012年にはミレニアム技術賞を受賞した。
- 2018年にはIEEE井深大コンシューマー・エレクトロニクス賞を受賞した。
参考文献
- Linus Torvalds, David Diamond: Just for Fun: The Story of an Accidental Revolutionary, New York, HarperBusiness, 2001, ISBN 0-06-662072-4
- (和訳版)リーナス・トーバルズ, デビッド・ダイヤモンド 風見潤 訳: それがぼくには楽しかったから, 東京, 小学館, 2001, ISBN 4-7968-8001-1
関連項目
- Git - Linuxカーネル管理のために開発したバージョン管理システム
- ^ “Linux Online - Linus Torvalds Bio”. Linux.org. 2004年6月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年3月13日閲覧。
- ^ 参考文献参照
- ^ Torvalds pans Apple with 'utter crap' putdown
- ^ グリン ムーディ 著、小山祐司(監訳者)、宮崎裕子(翻訳者)、真藤由香(翻訳者) 訳 『ソースコードの反逆―Linux開発の軌跡とオープンソース革命』株式会社アスキー、2002年6月11日、48頁。ISBN 4-7561-4100-5。
- ^ http://www.time.com/time/time100/poc/century.html
- ^ “リーナス・トーバルズ:「ギークの王様」は3児の父に(その4)”. WIRED.jp (2012年3月29日). 2022年6月18日閲覧。
- ^ http://www.businessweek.com/magazine/toc/05_02/B39150502manager.htm
- ^ http://www.time.com/time/europe/hero2006/torvalds.html
固有名詞の分類
コンピュータに関する人物 |
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