プッリャ州 プッリャ州の概要

プッリャ州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 20:19 UTC 版)

プッリャ州
Regione Puglia
プッリャ州の州旗プッリャ州の紋章
イタリア
地域イタリア南部
州都バーリ
面積19,358 km²
人口4,050,072 [1]2012-01-01
人口密度209.2 人/km2
バーリバルレッタ=アンドリア=トラーニブリンディジフォッジャレッチェターラント
コムーネ258 (一覧
公式サイト[1]

しばしばブーツに喩えられるイタリアの「かかと」に当たる地域で、南東にサレント半島が突き出している。東はアドリア海を隔ててギリシャバルカン半島と向き合い、南はターラント湾に面している。肥沃な平原が広がる地形で、古くから穀倉地帯として知られた。古代にはギリシア人が植民都市を築き、次いでローマ人がこの地を征服してアッピア街道を延伸した。以後、東ローマ帝国ノルマン人フランス人スペイン人シチリア王国ナポリ王国)など、さまざまな民族や国家の支配を受けた。ターラントブリンディジなどの港湾都市は古代以来の歴史を有する。




注釈

  1. ^ 左上から左へガルガーノ(オレンジ)、タヴォリエーレ・デッレ・プーリエ(プッリャ台地=ピンク)、スバッペンニーノ・ダウノ(ダウニア山地=緑)。中央はテッラ・ディ・バーリ(ムルジア=水色)、ヴァッレ・ディトリア(イトリア谷=黄緑)、その内陸がアルコ・イオニコ・タランティーノ地方(紺色)、最南部はサレント半島。

出典

  1. ^ a b c 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2012 by sex and marital status” (英語). 2013年9月4日閲覧。
  2. ^ 2点間の直線距離を測る”. 2014年6月8日閲覧。
  3. ^ リウィウスローマ建国史』31.4
  4. ^ リウィウス『ローマ建国史』34.45
  5. ^ ストラボン『地理誌』6.3.11
  6. ^ Nagle, p. 377.
  7. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “La lingua italiana, i dialetti e le lingue stranieri” (pdf) (イタリア語). p. 5. 2012年12月10日閲覧。
  8. ^ a b c Languages of Italy”. ethnologue. 2013年9月5日閲覧。
  9. ^ Griko (Salento)”. UNESCO Interactive Atlas of the World’s Languages in Danger. UNESCO. 2013年9月5日閲覧。
  10. ^ Faetar”. UNESCO Interactive Atlas of the World’s Languages in Danger. UNESCO. 2013年9月5日閲覧。
  11. ^ a b Arbëresh”. UNESCO Interactive Atlas of the World’s Languages in Danger. UNESCO. 2013年9月5日閲覧。


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