トヨタ・MR-S 型式 ZZW30型(1999年-2007年)

トヨタ・MR-S

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 10:07 UTC 版)

型式 ZZW30型(1999年-2007年)

  • 1995年 - MR-Sの原型となる4人乗りコンセプトカーのMR-Jを発表。
  • 1997年 - MR-Sのコンセプトカーを東京モーターショーで発表。基本スペックは1999年発表の量産モデルとほぼ同一だが、外観デザインの細部が異なる。
  • 1999年10月 - 発売。
  • 2000年8月 - SMTモデルとトップグレードのVエディションを追加。
  • 2002年8月 - マイナーチェンジ。MTを5速から6速に多段化、タイヤサイズをフロント185/55R15・リア205/50R15からフロント185/55R15・リア215/45R16に大径化、フォグランプを追加、ヘッドランプとテールランプの意匠を変更、シート形状を穴あきタイプに変更、ボディおよびサスペンションの剛性を強化、インテリアを変更。
  • 2004年1月 - ボディ剛性の強化により車重が30kgほど増加。
  • 2005年12月 - フォグランプインジケーターを追加し、テールランプとブレーキランプの配置が入れ替わる。
  • 2006年11月 - ベース車の2007年1月限りでの生産終了を発表し、特別仕様車「Vエディション ファイナルバージョン」を1,000台限定で発売。
  • 2007年4月[3] - 生産終了。流通在庫のみの対応となる。
  • 2007年7月[4] - 流通在庫の新車登録を完了し販売終了。1代限りでモデル廃止となり、トヨタにおけるスポーツカーのラインナップは5年後の2012年に登場する86まで途絶えることとなった。

取扱い販売店

モータースポーツ

GT300仕様

全日本GT選手権(JGTC)SUPER GT GT300クラスで、aprが 2000年から2008年まで運用。ちなみに同マシンはフロントにトヨタのエンブレムがついており、トヨタのセミワークスとしての参戦となる。トイ・ストーリーカーズとのコラボレートモデルも存在した。2001年からはMR-S二台体制で参戦。2003年から、2006年を除いてARTA・ガライヤとの三台体制となった。エンジンは3S-GTEの直4ターボ、2006年からはV6/3.5リッター自然吸気の2GR-FEに換装されている。

2002年に新田守男/高木真一組、2005年に佐々木孝太/山野哲也組、2007年に石浦宏明/大嶋和也組と3度チャンピオンに輝いた。

その他ラリーやジムカーナでもプライベーターが運用していた。

車名の由来

Midship Runabout Sportsopencar」ミッドシップ・ランアバウト(ラナバウト)・スポーツオープンカーの頭文字から創作された造語[5]。エムアールエスと読む。


  1. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第87号13ページより。
  2. ^ 『90年代国産車のすべて』三栄書房、34頁参照
  3. ^ MR-S(トヨタ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月9日). 2020年1月9日閲覧。
  4. ^ MR-S”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月9日). 2020年1月9日閲覧。
  5. ^ MR-Sの車名の由来は何ですか? | トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問”. faq.toyota.jp. 2022年1月30日閲覧。
  6. ^ 【あの限定車は凄かった②】ベース車はなに? モデリスタ カセルタ(150台限定/2000年6月20日発表/販売価格350万円〜・当時)”. Webモーターマガジン (2019年7月13日). 2021年2月26日閲覧。


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