神無月とは? わかりやすく解説

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かみな‐づき【神無月】

読み方:かみなづき

かんなづき」に同じ。


かむな‐づき【神無月】

読み方:かむなづき

かんなづき


かんな‐づき【神無月】

読み方:かんなづき

《「かむなづき」とも表記陰暦10月異称かみなしづき。かみさりづき。《 冬》「—ふくら雀ぞ先づ寒き其角」→神在月(かみありづき)

[補説] 語源については、全国から神々出雲大社に集まるため、諸国に神がいなくなる月の意からという俗説古くからいわれている。別に新米で酒をかもす「醸成月(かみなしづき)」、あるいは鳴らない無月(かみなしづき)」の意ともいわれるが、「な」は「の」の意で、神を祭る月すなわち「神の月」の意とする説が有力。→神在月(かみありづき)


かんなづき 【神無月】

神送り

10月:神無月(かんなづき=または、かみなづき)

神無月 神が無くなる(居なくなる)月との意。
この月は全国各地神々出雲一同に会し各地から神が居なくなることから言われているとしています。


神無月

作者宮部みゆき

収載図書幻色江戸ごよみ
出版社新人物往来社
刊行年月1994.7

収載図書幻色江戸ごよみ
出版社新潮社
刊行年月1998.9
シリーズ名新潮文庫

収載図書げんだい時代小説
出版社リブリオ出版
刊行年月2000.12

収載図書江戸夢あかり市井人情小説傑作選
出版社学習研究社
刊行年月2003.7
シリーズ名学研M文庫

収載図書親不孝長屋人情時代小説傑作選
出版社新潮社
刊行年月2007.7
シリーズ名新潮文庫


神無月

読み方:かみなづき

  1. 陰暦十月のことをいふ。この月には大物主神八百万の神たちを伴ひて天に昇り地上に神が無くなる月であるといふから。万葉集に「神無月しぐれにあへるもみぢばの吹かば散りなむ風のまにまに」とある。「かんなづき」ともいふ。

神無月

読み方:かんなづき

  1. かみなづきの条を見よ
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神無月


神無月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/10 09:34 UTC 版)

神無月(かみなづき[1]、かんなづき[2](「かむなづき」とも表記される[2])、かみなしづき、かみなかりづき[3])は日本における旧暦10月異称。今日では新暦10月の異称としても用いられる場合も多い。「神無」を「神が不在」と解釈するのは語源俗解である。また、この俗解が基になって更にさまざまな伝承を生じることになった(後述)。


  1. ^ 日本国語大辞典、第5巻、p.136、1976年5月1日発行、第1版第2刷、小学館、ISBN 4095220058
  2. ^ a b 日本国語大辞典、第5巻、p.412、1976年5月1日発行、第1版第2刷、小学館、ISBN 4095220058
  3. ^ a b 日本国語大辞典、第5巻、p.136、1976年5月1日発行、第1版第2刷、小学館、ISBN 978-4167598082
  4. ^ 神々が出雲大社に集まるためというのは、「奥儀抄」などに見える俗説(旺文社古語辞典、第8版、p.332、1994年)。
  5. ^ 神無月の字をあてるようになったのも、平安時代に入ってからだと考えられる。カミナツキの意味については、新米を収穫して酒を造る月だから醸成月(かみなしづき)の意や、神嘗祭(かんなめのまつり)の行われる神嘗月から出ているなどの諸説があるが、まだ決定できない(鈴木棠三:日常語語源辞典、p.80、東京堂出版、1992年、ISBN 978-4490103113
  6. ^ 高島俊男は「月の名で、師走と同じくらい古い民間語源を有するのが『神無月』である。十月には各地の神さまがみな出雲へ行ってしまって不在になるので神無月、という説明で、これも平安時代からある。『かみな月』の意味がわからなくなり、神さまがいないんだろうとこんな字をあてたのである。『大言海』は醸成月(かみなしづき)つまり新酒をつくる月の意だろうと言っている。これも憶測にすぎないが、神さまのいない月よりはマシだろう。」と評している(高島俊男、お言葉ですが・・・(7)漢字語源の筋ちがい、p.88、文藝春秋、2006年6月10日、第1刷、ISBN 4-16-759808-6
  7. ^ 西角井正慶 編 『年中行事事典』東京堂出版、1958年5月23日、18頁。 
  8. ^ 大和田建樹 『謡曲通解』1907年、156頁。 
  9. ^ 日本国語大辞典、第5巻、p.120、1976年5月1日発行、第1版第2刷、小学館、ISBN 978-4167598082 、「かみあり‐づき 【神有月・神在月】の項、由阿による『詞林采葉抄-六』(1366成立)などの引用がある。
  10. ^ 長野県佐久市教育委員会 『北佐久口碑伝説集 北佐久編 限定復刻版』1978年11月15日、78頁。 
  11. ^ 小倉学、藤島秀隆、辺見じゅん 『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』角川書店、1976年、81頁。 
  12. ^ a b c d e f あるじでえ第18号”. 世田谷区教育委員会. 2020年11月14日閲覧。
  13. ^ 鯰と要石”. 東京都立図書館. 2020年11月14日閲覧。


「神無月」の続きの解説一覧

神無月(かんなづき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 14:56 UTC 版)

ディスコミュニケーション」の記事における「神無月(かんなづき)」の解説

学園編にて登場演劇部所属。男だが演劇部員によって女装させられついには男の子好きになってしまう。最初笛に惚れていたが、野球部時代同じ部員であったハマノ告白され恋人同士になる。他の男子生徒惚れるほどの美し顔つきである。

※この「神無月(かんなづき)」の解説は、「ディスコミュニケーション」の解説の一部です。
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神無月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 01:46 UTC 版)

夢間集」の記事における「神無月」の解説

中国スマートフォン用ゲーム、神無月とのコラボレーション開催。神無月の登場人物、暁と謙が参戦。また神無月においても夢間集コラボイベント開催され夜燭言と花参戦する

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神無月(かんなづき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:03 UTC 版)

我が家のお稲荷さま。」の記事における「神無月(かんなづき)」の解説

日本全国神族出雲大社に集まる月のこと。人間界慣行合わせて現在は新暦10月設定されている。鬼族はこの時期狙って行動開始したが、既に神族監視ついている

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神無月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:19 UTC 版)

鳳神ヤツルギ」の記事における「神無月」の解説

ジャスティーウィンドと同じ番組ヴィランで、刀を使って戦う女戦士。レッドウィンドことアカネとも仲が良かったが、ある理由からヴィランズと共に現実界へとやってきた。

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神無月(MorningTec Japan)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:25 UTC 版)

初音ミクのメディア展開」の記事における「神無月(MorningTec Japan)」の解説

2018年5月9日から6月8日まで『初音ミク』とのコラボレーション実施した

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神無月

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 09:50 UTC 版)

和語の漢字表記

  1. 古語雅語十月かんなづき参照



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