プロコフィエフ
【英】：Prokof'ev, Sergei Sergeevich
[ロシア] 1891～1953
作曲家・ピアニスト。ウクライナの裕福な家庭に生まれ、ピアニストである母親に影響を受ける。幼少のころからその音楽的才能はずば抜けたもので、5歳で最初のピアノ曲を作曲し、その後和声・形式・管弦楽法の基礎を学ぶと10歳の頃にはすでに４楽章から成るシンフォニーを書いている。少年期にはおびただしい量のピアノのための小品を書き、もちろんそれら初期の作品は模倣的な習作の要素が強い印象はあるが、すでに後に洗練され固定されてゆくプロコフィエフの独自の作風につながる音楽性を秘めている。 1904年からはペテルブルク音楽院で本格的に学ぶようになるが、音楽的に早熟した彼にとっては音楽院の授業は退屈なものであった。しかし作曲家で指揮者のニコライ・チェレプニン（彼はドビュッシーや晩年のスクリャービンに大きな影響を受けた）に出会い、特にその神秘性や感覚的な音響に刺激を受けたことから、プロコフィエフは強烈で個性的な音楽の作曲へと導かれることとなる。
ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調／Sonata for piano No.1 Op.1／1907[6'0"]
ピアノ・ソナタ 第5番 ハ長調／Sonata for piano No.5 Op.38／1923[14'0"]
ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調「戦争ソナタ」／Sonata for piano No.7 Op.83／1939-42[17'30"]
2つのソナティナ／2 Sonatina Op.54／1931-32[20'30"]
2つの小品／2 Pieces 1908
4つの小品／4 Pieces Op.3／1907-11[5'0"]
4つの小品／4 Pieces Op.4／1908-12[10'30"]
10の小品／10 Pieces Op.12／1906-13[23'30"]
4つの小品／4 Pieces Op.32／1918[9'0"]
6つの小品／6 Pieces Op.52／1930-31[26'30"]
3つの小品／3 Pieces Op.59／1933-34[10'30"]
3つの小品／3 Pieces Op.96／1941-42[11'30"]
4つの練習曲／4 Etudes Op.2／1909[7'0"]
小歌／Little Song 1902-06
トッカータ ニ短調／Toccata Op.11／1912[4'30"]
風刺（サルカズム）／Sarcasms Op.17／1912-14[12'0"]
束の間の幻影／Visions fugitives Op.22／1915-17[21'0"]
その物自体／Chose en soi Op.45／1928[13'30"]
思考／Pensees Op.62／1933-34[13'0"]
ピアノ協奏曲 第1番 変ニ長調／Concerto for piano and orchestra Op.10／1911-12[16'0"]
ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調／Concerto for piano and orchestra Op.26／1917-21[29'0"]
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