STS-107とは? わかりやすく解説

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STS-107

分類:スペースシャトル


名称:STS-107
オービター名称:コロンビア
打ち上げ国名機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:2003年1月17日
宇宙飛行士:リック・D・ハズバンド/ウィリアム・C・マッコール/マイケル・P・アンダーソン/カルパナ・チャウラ/デイビッド・M・ブラウン/ローレル・B・S・クラーク/イラン・ラモーン
飛行時間:382時間20

STS-107は、国際宇宙ステーション建設とは関係なく、微重力下での生命科学実験などの目的打ち上げられた、久しぶりシャトルでした。また、この飛行では初めイスラエル宇宙飛行士乗り組みました。
2003年2月1日地球帰還途中に、耐熱パネルはがれたため大気圏突入時に空中分解し、7人のクルー全員の命が失われる事故なりました

1.どんな形をして、どのような性能持っているの?
軌道船オービター固体ロケットブースター液体燃料タンク構成され長さは56.1m、高さ23.3m、幅23.8m、重さ2,050tです。推力は計3,000tです。

2.打ち上げ飛行順序はどうなっているの?
固体ブースターロケットなどの液体水素燃焼上昇し、2分後ロケット切り離し、高度250〜400kmに達したとき、外部燃料タンク切り離します。オービター軌道修正エンジン地球周回軌道乗ります

3.宇宙飛行目的は?
微小重力下での生命科学実験など88種類実験を行う目的です。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果おさめたの?
16日間の飛行で、微小重力下での合成酵素結晶化実験や、ナビゲーション・システム(STARNAV)に関する実験など、科学研究商業目的教育目的のための88種類実験行いました日本宇宙空間でのメダカの卵のふ化観察タンパク質結晶の成長実験などを行いました


STS-107

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/31 01:53 UTC 版)

STS-107 は、NASAスペースシャトルで行われたミッションである(en:Space Transportation System)。2003年1月16日コロンビアで打ち上げられたが、2003年2月1日に起きた空中分解事故で喪失、クルーの7名は全員死亡した。スペースハブを使ったミッションでもあった。




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