PSYの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:18 UTC 版)
「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の記事における「PSYの関係者」の解説
立凪タクト(たつなぎタクト) 声 - 高垣彩陽 アジア有数の巨大財閥「立凪財閥」の総帥で、VFサーキットの主催者。当時の立凪家当主であり、代々続く「運命の調律者(コンサートマスター)」の役割を担っている。 66話から登場。最初は櫂と幻覚ファイトをしていた。その後、人が誰もいないカードキャピタルでアイチとカードファイトをし、途中でいなくなってしまった。67話でVFサーキットのプロモーションビデオで、サーキットの主催者であることが明かされた。 PSYクオリアに関して繋がりがあり、シンガポールでのアイチとクリス、ソウルでのアイチとレンのファイト中に各人のイメージ内に介入。彼らを先導者と呼び、勝ち上がるよう進言する。 第98話で惑星クレイを救う先導者を集めるためにVFサーキットを開催していたことが明らかになり、選ばれしファイターを地球とクレイをつなぐ空間に送りこむ。しかし本性を現したレオンによって力を奪われ、アイチに真実を語ったあと、レオンを止めることをアイチ達に託すと同時に彼らの記憶を元に戻した。 登場時には額に「灼熱の獅子 ブロンドエイゼル」と同じ緑色の紋様があったが、アイチがクレイを解放したと同時に消失した。 立凪家の当主は代々クレイと地球の行方を見守る「コンサートマスター」の役を担っていたが、タクト自身は観測者ではなく、事態に積極的に介入していく。そのために後にウルトラレアとなる3人の少女から記憶を奪う形で協力を強いたりアイチたちにクレイを救わせるためにサーキットを開催するなど、クレイのためならば手段を選ばず他者を駒として利用する冷徹さを持ち、サーキットで反旗を翻したレオンやウルトラレアの真相を知ったミサキから非難されている。しかし、彼女たちとの家族の絆は本物だった。 【第3期】 ウルトラレアの3人をそれぞれの学校に通わせるように計らった。彼女達がちゃんと学生生活を楽しんでいることを知り、感慨深げな表情を見せている。第127話にて再び侵攻を開始したヴォイドにЯ(リバース)ファイターを増加させるために体を乗っ取られてしまい、本来の意識はリンクジョーカー(ヴォイド)の意識によって消されてしまった。 リンクジョーカーによって消された本来の彼はクレイに封印されていたが、PSYクオリアに応じたレオンによって救われる。現実世界では実態を持つことができなくなっているため、PSYクオリアを持つ者にしか姿が見えなくなっている。櫂に敗れЯ寸前となったアイチを救い、彼に真実を告げた後、リンクジョーカーを倒すためにレオンと共に立ち上がる。書斎にてリンクジョーカーを倒すために求め手に入れた新たな力「解呪(アンロック)」を身に付けて対抗するが、リンクジョーカーの切り札「星輝兵 “Ω” グレンディオス」のこれまでにない特殊なスキルによって敗北し、吸収された。リンクジョーカーがアイチに敗れた後に再び姿を見せ、ウルトラレアの3人を解放すると共に、これまでの彼女たちに対する行いを謝罪しながらアイチたちの世界から去っていった。デッキ アイチのデッキ以上にエイゼルに特化した「ゴールドパラディン」を使用。主な使用カードは2期でアイチの切り札だった「灼熱の獅子 ブロンドエイゼル」、解呪のスキルを持つ「救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ」。タクトはこの2枚のエイゼルを「我が分身」と呼んでいた。 【劇場版】 クレイの危機を救うため16人のファイターを集め、「メサイア・スクランブル」を開催した。 アイチが伊吹に負けた後、「ブラスター・ブレード」を取り戻すために彼とファイト、「ハーモニクス・メサイア」を授ける。デッキ 2期・3期同様、「ゴールドパラディン」を使う。 【G第4期】 直接の登場はないが、兄である立凪ノームがタクトに代わる立凪家当主になったことが判明。兄からは非常に能力が高く優しすぎたため、立凪家当主本来の使命である観測者としての役目に甘んずることができず、結果的により大きな混乱を世界に招いたと言われている。リンクジョーカーのタクト 第127話にて再び侵攻を開始するためにタクトの体を使って地球に姿を現した意識体。内なる狂気の欲望を秘めたファイターとしてアイチ、櫂、レンの3人を下僕の候補として目を付けていた。リバースファイターを増加させるために、野望を阻止しにきた櫂をファーストリバースファイターにさせ、さらにウルトラレアの3人をЯ化させた。その後、全世界のファイターにこの世の滅亡を宣言し宣戦布告する。 リンクジョーカーの力に絶対的な自信を持ち、丁寧な口調ながら常に慇懃無礼な態度を崩さないが、アイチ、レン、レオンの3人を最大の障害として警戒する慎重さを併せ持つ。 自身を倒すべく立ちはだかったタクトとのファイトでは、「解呪」というスキルに「呪縛(ロック)」が破られたことで一時は動揺するも、「星輝兵 “Ω” グレンディオス」による「呪縛」を超えた「Ω(オメガ)呪縛」と勝利の確定をもたらすアルティメットブレイクスキル「ワールドエンド」で圧倒し、タクトの力を吸収し消滅させた。その後のアイチとのファイトでは、Ω呪縛によって絶対的な優位を確保すると共にコーリンの記憶を持ち出すことで揺さぶりを掛けるが、「解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド」のリミットブレイクによってΩ呪縛を破られ、その一撃で敗北する。最終的にはアイチを道連れにしようとするが、タクトとの融合が解けたためにそのまま彼と運命を共にする。デッキ 「リンクジョーカー」で構成されたものを使用しており、櫂と同じく「星輝兵」を中心に、様々なЯユニットを取り入れた特殊勝利デッキ。主な使用カードは「星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン」、条件を満たして勝利を確定させることができる「星輝兵 “Ω” グレンディオス」。
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