6人版(シアター6:GT-6)
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「ギャラクシアン3」の記事における「6人版(シアター6:GT-6)」の解説
1993年3月に発売。価格はおよそ1200万円。初期ロットの3台が札幌(プラボ帝国座)、津田沼(プリッズサンペデック)、京都に設置。 設置されていた店舗としては、プレナ幕張(千葉市)、ギャレッソ津田沼店(船橋市)、蒲田IMON BOWL(東京都大田区)、プレイシティキャロット(仙台店)などがある。 ゲームセンターに設置できるよう5m四方のサイズに収められており、3管式120インチプロジェクター2台によって投影される壁面のスクリーンに向かって横一列に並んで座る。周囲はほぼパーティション(壁)で覆われており独立した部屋状になっている。座席は揺動しない。 ゲーム自体のハードウェア、ソフトウェアに関しては、ゲーム部分と映像には世界観を共有した本作と同じシリーズ作品の一つでもある『スターブレード』などでも採用されていたシステム基板SYSTEM21を使用。背景映像部分にはレーザーディスク(LD)が別途で使用されていた。 本作は『スターブレード』に続く、ナムコの3DCGを採用したアーケードゲームのガンシューティングの2作目であった(第3弾が後述する本作の続編の『ギャラクシアン3 アタック オブ ザ ゾルギア』、第4弾が1996年稼働開始の『タイムクライシス』)。 日本国内外に多数設置されたが、2010年2月に日本国内で営業運用としては最後の一台とされている筐体(愛知県西尾市のショッピングセンター『おしろタウンシャオ』内にあるゲームセンター『ムー大陸』内で稼動)が故障を理由に撤去された。しかし、国内数カ所に個人が所有する保存機が原則非公開ではあるが存在しており、2013年4月1日現在、埼玉県熊谷市にて不定期に開催されているアーケードゲーム博物館計画の倉庫開放イベントなどでプレイが可能である。 業務用の大型タイプではこの6人版のみ、ソフト交換・換装用の続編も発売された。シナリオ(ソフト)には、28人版・16人版と同じ背景設定を持ち、ほぼ同じ進行で構成されている初期版の『PROJECT DRAGOON(プロジェクト ドラグーン)』と、本筐体独自で1994年に発売された、前述の前作から数百年後の世界における巨大生物との戦闘を描いた別シナリオ『Attack of the ZOLGEAR(アタック オブ ザ ゾルギア)』の2種類があるが、『PROJECT DRAGOON』はほぼ全て『Attack of the ZOLGEAR』に換装されている。『Attack of the ZOLGEAR』はルート選択の要素が追加され、多数決によって決まる。それにより違った展開を見せ、結末も変化する。ゲーム性はこちらのほうが増しているが、その分難易度も上昇している傾向がある。『PROJECT DRAGOON』は後述するプレイステーション版にて後に移植されたが、『Attack of the ZOLGEAR』は2019年現在、家庭用には移植されていない。また『Attack of the ZOLGEAR』はSYSTEM21基板で発売された最後のゲームとなった。 シナリオのバージョンは『PROJECT DRAGOON』が「M8774E」、『Attack of the ZOLGEAR』が「M9083D」。
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