2つのタイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 23:39 UTC 版)
「自己愛性パーソナリティ障害」の記事における「2つのタイプ」の解説
数多くの報告が成される中で、自己愛の病理は次第に顕在型と潜在型という2つのタイプに大きく型分けされるような障害として認知されてきた。それらの諸特徴を現象学的に記述し、包括的な報告を行ったのがグレン・ギャバードである。自己愛性パーソナリティ障害を顕在型である無関心型(無自覚型 ; oblivious)と、潜在型である過敏型(過剰警戒型 ; hypervigilant)の2つに型分けしたギャバードの分類は、現代において広く受け入れられている。これらの表現型の違いは、彼らの持つ誇大的自己が内的にどのように処理されるかによって、その現れ方が変わってきたものと理解される。2つのタイプの対比表は以下である。 自己愛性パーソナリティ障害の2つのタイプ無関心型 (無自覚型)oblivious type過敏型 (過剰警戒型)hypervigilant type1. 他の人々の反応に気づかない2. 傲慢で攻撃的3. 自分に夢中である4. 注目の的である必要がある5. 「送話器」はあるが「受話器」がない6. 見かけ上は、他の人々によって傷つけられたと感じることに鈍感である 1. 他の人々の反応に過敏である2. 抑制的、内気、表に立とうとしない3. 自分よりも他の人々に注意を向ける4. 注目の的になることを避ける5. 侮辱や批判の証拠がないかどうか他の人々に耳を傾ける6. 容易に傷つけられたという感情をもつ。羞恥や屈辱を感じやすい G・O・ギャバード(1997) DSMは歴史的にカーンバーグによって記述された攻撃的、顕在的、外向的なタイプを診断基準に組み入れて強調しており、誇大的な自己愛性パーソナリティ障害をかなり正確に記述している。しかし同一の感情的・認知的特徴と精神力動を有する潜在型の自己愛性パーソナリティ障害はほとんど無視されてしまっており、現実の臨床使用においては部分的にしか役に立たないことをギャバードやクーパーらは指摘している。
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2つのタイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 15:11 UTC 版)
認証保育所は、A型とB型の2種類がある。A型は、設置主体が民間業者などで、駅前設置を基本とし、0~5歳児を対象とした比較的大型の保育所(20~120名)である。B型は、0~2歳児を対象とした小規模な保育所(6~29名)で、東京都が補助していた家庭保育室からの移行が中心である。A型もB型も、13時間以上の保育をし、料金も上限はあるが、各保育所が自由に設定することができる。入所要件には、認可保育所のような「保育に欠ける」という規定はない。その数は増えつつあるが、保育の質や保育者の労働条件などの問題も抱えている。2020年(令和2年)11月1日現在での認証保育所の数は、A型が472ヵ所、B型が62ヵ所である。
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