鴨池地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:55 UTC 版)
与次郎ヶ浜エリア与次郎1・2丁目と天保山町などを含む臨海部のエリアを指し、もともとは塩田に利用されていた干潟であったが、天保山町は、1930年代にNHK鹿児島放送局の開局、鹿児島水産専門学校(現・鹿児島大学水産学部)の開校により街が開かれる。与次郎ヶ浜地区は1972年の太陽国体(第27回国民体育大会)の競技施設建設のために埋立られたエリアであったが、観光地区条例が制定されていたため、ごく最近まで[いつまで?]居住人口がゼロに近かった。しかし条例解除後の最近は[いつ?]九州電力鹿児島ビル、南日本新聞会館も高層ビルを新築移転、県外資本を中心に大規模分譲マンションも増えてその姿を変えつつある。2006年10月、フレスポジャングルパークSC(TOHOシネマズ、半田屋などが入居)が開業した。 騎射場(きしゃば)エリア荒田1・2丁目、下荒田1 - 4丁目、上荒田町付近の商店群の通称。もともとは鹿児島大学周辺の学生街から発展、現在は[いつ?]学生向けの飲食店街を中心にダイニングレストラン、趣味の専門店、ディスカウント店、大型食品スーパー、パチンコ店、高層マンションなどが混在している。若者を客層に狙う業種は必ずこのエリアに出店し、モスバーガーやリンガーハットなども1980年代初頭にこのエリアに鹿児島1号店をオープンしている。 郡元(こおりもと)・宇宿(うすき)エリア郡元2丁目、鴨池1・2丁目、鴨池新町、真砂町、真砂本町、東郡元町、宇宿1・2丁目の周辺を指す。鴨池新町は旧鹿児島空港跡地であり、1970年代中半[要説明]に日本住宅公団により鴨池ニュータウンが開設された。同時期に郡元には鹿児島ショッパーズプラザ(ダイエー鹿児島店を経て現在は[いつ?]イオン鹿児島鴨池店)が開設され、商業地化が進行した。隣接する騎射場エリアや与次郎エリアとは相互に影響しあっている。歴史の浅い新興エリアながら1983年には鹿児島東急ホテルが開業、1985年にはJA鹿児島県経済連が新築移転、1992年には第十管区海上保安本部・鹿児島地方気象台などが入居する鹿児島第二合同庁舎ビルが完成、1990年代後半には鹿児島県庁・鹿児島県警察本部・鹿児島県議会議事堂が移転と年を追うごとに発展し続けている。同エリアには垂水フェリーの乗場・市電の郡元電停・指宿枕崎線と市電の相互乗換えが可能なJR南鹿児島駅など、公共交通の要衝も多数存在する。ただ幹線道路は、南北を縦貫する幹線を中心に先述の交通渋滞が激しい場所の一つである(国道225号と産業道路の分岐点が存在するため)。
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