鳥人間コンテストとは? わかりやすく解説

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【鳥人間コンテスト】(とりにんげんこんてすと)

毎年7月滋賀県彦根市琵琶湖畔で開催されている、自作滑空機及び人力飛行機滞空距離・滞空時間競う競技会
正式には「鳥人間コンテスト選手権大会(JAPAN INTERNATIONAL BIRDMAN RALLY)」と呼ばれている。

主催大阪地上波テレビ局読売テレビ放送(ytv)」で、その模様毎年同局加盟しているNTV日本テレビ放送網系列テレビ局スペシャル番組として放映される

元々は1970年代後半同局制作放映していた視聴者参加型のスポーツアトラクションバラエティ番組びっくり日本新記録」の中で
「高いところからハンググライダー飛び立ってどれだけの距離を飛べるか?」
という競技企画持ちあがり、1977年夏に番組企画として滋賀県近江八幡市水泳場開催されたのを始めとする。

最初期参加していた機体は、グライダー改良したものがメインだったが、やがてパイロット自転車のペダルをこぎ、チェーン繋がったプロペラ回して飛ぶ「人力プロペラ機」が登場以後飛行距離はどんどん伸びていくことになる。

競技の基本ルールは、湖畔水泳場設置されプラットフォームから飛び立ち、湖に着水するまでの飛行距離を争う。
滑空機部門場合機体飛行距離最長でも数百程度だが、人力プロペラ機部門では(条件次第で)30km以上も飛べ機体登場することが稀にあるため、現在ではスタート地点から18kmで折り返すようにルール定められている。


鳥人間コンテスト選手権大会公式webサイト
http://www.ytv.co.jp/birdman/index.html

現在の競技種目

現在、同大会では以下に示す種目競技が行われている。(2012年大会時点

なお、かつての大会では以下の種目行われていた。

開催休止と再開

大会2008年まで32開催されわが国では数少ない航空競技会一つであると同時に琵琶湖の夏の名物イベントとしても定着していたが、2009年主催者読売テレビ当年度以降開催休止表明した
これは、同局広告料収入減少に伴う経営赤字と、(国の政策でもある)地上波デジタル放送への転換に伴う大規模な設備投資による全社的経費節減のため、番組制作体制見直しが必要となったことが理由とされた。
ところが、この方針が表明されると、大会参加していた競技者チームファンから問い合わせ苦情多数寄せられた。

こうしたファン競技者からの声をうけ、同局2010年度以降再開表明第33回大会2010年7月開催された。


鳥人間コンテスト選手権大会

(鳥人間コンテスト から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 06:40 UTC 版)

鳥人間コンテスト選手権大会』(とりにんげんコンテストせんしゅけんたいかい、: JAPAN INTERNATIONAL BIRDMAN RALLY)は、読売テレビ放送主催による人力飛行機の滞空距離および飛行時間を競う競技会。




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