ひせっしょく‐アイシーカード【非接触ICカード】
読み方:ひせっしょくあいしーかーど
非接触式ICカード
別名:非接触ICカード
【英】non-contact type IC card
非接触式ICカードとは、内部に小さく薄い集積回路(IC)を埋め込むことで、多くの情報を記録できるようにして、外部の端末から発信される弱い電波を受信できるようにしたアンテナを内蔵したICカードのことである。
非接触式ICカードは、接触式ICカードと異なり、読み取り端末(親局)に接触させることなく処理することが可能で、カードの抜き差しが不要である。
非接触式ICカードでは、読み取り端末から電力を伝達する非接触電力伝送技術を適用したRFID技術を用いていることが多く、読み取り端末との接点が不安定になる振動環境や多塵環境においても動作する。
非接触式ICカードは、処理が高速なことや、多量の情報が記録できること、暗号化が可能なことなど、ICカードとRFID技術の特徴を活かして、SuicaやPASMOなどに代表されるようなプリペイドカードや社員証、会員カードなどに採用されている。
参照リンク
非接触型ICカード - (PDF形式)
電子マネー・決済システム: | FeliCa Google Wallet PayPal Here 非接触式ICカード ファームバンキング ICカード iREGi |
ICカード
非接触ICカード (Contactless Smart Card / Proximity Card)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/26 06:05 UTC 版)
「韋僑科技」の記事における「非接触ICカード (Contactless Smart Card / Proximity Card)」の解説
PVC ISOカード,ダブル周波数カード (Dual Frequency Card),高温PETG非接触ICカード (High Vicat PETG Proximity Card)等。
※この「非接触ICカード (Contactless Smart Card / Proximity Card)」の解説は、「韋僑科技」の解説の一部です。
「非接触ICカード (Contactless Smart Card / Proximity Card)」を含む「韋僑科技」の記事については、「韋僑科技」の概要を参照ください。
非接触ICカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 15:47 UTC 版)
急拡大を続ける日本の非接触ICカード(特に電子マネー)市場であるが、非接触ICカードによる電子マネーを運営する日本の会社の大半がFeliCaを採用している。しかしFeliCaは近距離無線通信(NFC)の国際標準規格であるISO/IEC 14443(特にその中でも普及率の高いType A)と直接的な互換性を持たないため、ガラパゴス化が懸念されている。 FeliCaは性能面でも、日本のラッシュ時に自動改札で乗客が滞留しないこと、複雑な連絡運輸にも対応し瞬時に料金が計算できることなど高い性能を持つが、逆に日本以外ではそこまでの高い性能は要求されないことが大半で、欧米ではバリューエンジニアリングの観点から過剰性能とみなされていることも指摘されている。 その結果、日本ではFeliCaとISO/IEC 14443 Type Aに対応させると予想されているのに対して、諸外国ではType Aしか対応しないとの主張がある。実際ポストペイの世界では、MasterCard陣営が当初よりType AベースのPayPass(現・Mastercardコンタクトレス)を展開しているほか、Visa陣営も日本勢の一部がFelicaベースのVisa Touchを採用したものの、のちの世界展開ではType AベースのVisa payWave(現・Visaのタッチ決済)が採用されるなど、Type Aベースの決済が世界的に主流となっている。 しかしながら、FeliCaやISO/IEC 14443に対して上位互換となる国際標準規格としてISO/IEC 18092が制定されており、FeliCa自体も国際標準規格との互換性を獲得していることから、この懸念は杞憂との見方も一部にある(さらにその後ISO/IEC 21481へと発展)。 「乗車カード」および「ICカード」も参照
※この「非接触ICカード」の解説は、「ガラパゴス化」の解説の一部です。
「非接触ICカード」を含む「ガラパゴス化」の記事については、「ガラパゴス化」の概要を参照ください。
- 非接触ICカードのページへのリンク