【陸上自衛隊広報センター】(りくじょうじえいたいこうほうせんたー)
埼玉県朝霞市の陸上自衛隊朝霞駐屯地に併設された広報施設。
「りっくんランド」という愛称がつけられている。
業態は博物館に分類され、陸上自衛隊の歴史・任務・組織・装備類などに関する品々が展示されている。
公式WEBサイトを見てもわかるように、純粋に博物館として見た場合の『面白み』には少々疑問の余地がある。
自衛隊の広報活動の一環として行われている関係からか、利潤や入場者数を増やす努力はさほど為されていないと思われる。
関連:浜松広報館 てつのくじら館
施設概要と主な展示品
- 1階
- 90式戦車(試作車。日本原駐屯地(岡山県)にゲートガードとして展示されていたものをレストアして移管したもの)
- 偵察用オートバイ(ホンダ・XLR250R)
- AH-1S
- FFOS(Flying Forward Observation System(遠隔操縦観測システム))
- 89式小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 74式車載7.62mm機関銃
- 91式携帯地対空誘導弾
- 1t爆弾(不発化処理済)
- フライトシュミレーター(AH-1S)
- 3Dシアター
- 体験コーナー(迷彩服の試着、防弾チョッキ2型や背嚢、空挺傘を装着体験可)
- 戦闘糧食コーナー
- 射撃シュミレーター(戦車とAH-1Sを選択可)
- オープンシアター
- 2階
野外展示
- 74式戦車
- 10式戦車(試作車)
- 89式装甲戦闘車(試作車)
- 96式装輪装甲車(試作車)
- 軽装甲機動車(試作車)
- 74式自走榴弾砲
- 75式自走榴弾砲
- 87式自走高射機関砲(試作車)
- 94式水際地雷敷設装置
- 中距離多目的誘導弾
- UH-1H
- 地下指揮所
外部リンク
陸上自衛隊広報センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 13:22 UTC 版)
陸上自衛隊広報センター(りくじょうじえいたいこうほうセンター、英語: Japan Ground Self-Defense Force Public Information Center)は、東京都と埼玉県にまたがる陸上自衛隊朝霞駐屯地の構内にある陸上自衛隊の博物館・広報施設である。マスコットキャラクターの「りっくん」から名前をとった「りっくんランド」という愛称でも呼ばれている。
- ^ 広報センターが所在する朝霞門は埼玉県朝霞市栄町四丁目に面しているが、朝霞駐屯地は1区3市に跨っており、正式な住所は駐屯地司令部のある東京都練馬区大泉学園町になる。
- ^ “陸上自衛隊広報センター”. 陸上自衛隊広報センター. 2021年12月28日閲覧。
- ^ “「事業仕分け」後半戦開始 53事業のうち19事業、約151億7,000万円を「廃止」と判断”. FNNニュース (フジニュースネットワーク). (2009年11月26日) 2014年3月20日閲覧。
- ^ “行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」第3ワーキンググループ”. 内閣府行政刷新会議事務局. (2009年11月24日) 2014年3月20日閲覧。
- ^ 仕分けで注目「りっくんランド」人気急上昇 陸自広報センター - MSN産経ニュース・2009年12月2日
- ^ 東京中日スポーツ・2009年12月31日付 15面
- ^ 陸自センター、100万人達成 仕分け効果で入場者急増 - 47NEWS(よんななニュース)2010年7月23日、共同通信。archive.todayによるアーカイブ
- ^ 防衛省・自衛隊:自衛隊の大規模広報施設に係る入場料の徴収に関する実験の実施について2010年10月22日、防衛省
- ^ “「蓮舫は的外れ!」防衛省“造反”で事業仕分け骨抜き”. ZAKZAK (夕刊フジ). (2011年2月1日). オリジナルの2011年2月4日時点におけるアーカイブ。 2014年3月20日閲覧。
- ^ 日本原駐屯地にゲートガードとして展示されていたものをレストアして移管したもの。2020年春のリニューアル工事までは屋内展示だった。
- ^ 試作車だがイラク派遣仕様と同じ日の丸と国名の表記とワイヤーカッターが追加されている。
- ^ 2011年春より展示。
- ^ 試作車だがイラク派遣仕様に近い改修(同一ではない)が施されている。
- 1 陸上自衛隊広報センターとは
- 2 陸上自衛隊広報センターの概要
- 3 概要
- 4 施設および展示品
- 5 詳細
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