長綱連とは? わかりやすく解説

長 綱連(ちょう つなつら) 1539~1577


長綱連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 17:10 UTC 版)

 
長綱連
時代 戦国時代 - 安土桃山時代
生誕 天文9年(1540年
死没 天正5年9月15日1577年10月26日
改名 重連(初名)→綱連
別名 大九郎、左兵衛、九郎左衛門尉(通称)
戒名 瑞松院殿悦叟良喜居士
墓所 石川県七尾市田鶴浜町の東嶺寺
主君畠山義綱→)義慶義隆春王丸
氏族 長氏
父母 父:長続連、母:長英連の娘
兄弟 綱連、杉山則直、連龍、飯川義実、連常、連盛
正室:温井氏
長連龍室)、竹松丸、弥九郎、菊末丸
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長 綱連(ちょう つなつら)は、戦国時代から安土桃山時代武将能登畠山氏の家臣。

生涯

畠山氏の重臣である長続連の嫡男として生まれる。初め重連(しげつら)と名乗ったが、後に畠山義綱より偏諱を与えられて綱連に改名した。父・続連より家督を継承したのは義綱追放後の永禄10年(1567年)から元亀2年(1571年)の間とされている。元亀元年(1570年)に畠山義慶(義綱の子)政権で一新された年寄衆に温井景隆、平堯知、遊佐盛光三宅長盛、長光連らと共に列した。天正2年(1574年)に義慶が死去するとそのまま義隆に仕え、父と共に能登畠山家の筆頭重臣として活躍する。天正4年(1576年)に義隆もに死去すると、その跡を継いだ春王丸の後見人となる。春王丸は幼少だったため、父と共に能登畠山氏の実権を掌握し主導した。

同年冬から越後上杉謙信の侵攻を受けたが、父と共にこれを1度は撃退した。しかし天正5年(1577年)に再び謙信の侵攻を受け、その最中に春王丸も死去して窮地に陥ると、弟の連龍を使者として織田信長に援軍を要請した。しかし援軍が到着する前の9月15日、謙信と通じた遊佐続光温井景隆らの裏切りによって、七尾城内で父や一族と共に殺された。享年38[1]

脚注

  1. ^ 花ヶ前盛明編『上杉謙信大事典』(新人物往来社、1997年)140頁

長綱連(ちょう つなつら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:19 UTC 版)

センゴク」の記事における「長綱連(ちょう つなつら)」の解説

続連の長男父とともに織田家与するために行動するも、遊佐クーデターの際に父とともに自害させられた。

※この「長綱連(ちょう つなつら)」の解説は、「センゴク」の解説の一部です。
「長綱連(ちょう つなつら)」を含む「センゴク」の記事については、「センゴク」の概要を参照ください。

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