釜石線 → 釜石西線とは? わかりやすく解説

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釜石線 → 釜石西線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:30 UTC 版)

釜石線」の記事における「釜石線 → 釜石西線」の解説

1936年昭和11年8月1日岩手軽便鉄道買収国有化し花巻 - 仙人峠間 (64.4 km)を釜石線とする。(貨)中鱒沢駅廃止鳥谷ヶ崎・青笹停留場から駅に改める。 1943年昭和18年9月20日花巻 - 柏木平間を762 mmから1067 mm改軌似内 - 柏木平間で+0.1 kmの改キロ花巻 - 似内間を線路付替し-0.2 kmの改キロ鳥谷ヶ崎駅を廃止1944年昭和19年10月11日釜石東線開業にともない釜石西線改称1949年昭和24年12月10日柏木平 - 遠野間を762 mmから1067 mm改軌し-0.1 kmの改キロ

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釜石線→釜石西線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 15:48 UTC 版)

国鉄の特殊狭軌線」の記事における「釜石線→釜石西線」の解説

旧社名岩手軽便鉄道 区間花巻 - 仙人峠買収1936年8月1日 改軌1950年10月10日 当初鉄道敷設法にも規定がなく、買収予定のない路線であった。しかし岩手軽便鉄道花巻から釜石方面への交通路確保する路線として計画されたものの、技術的問題資金難から遠野釜石の間にある難所仙人峠越えられずに四苦八苦続けている状態で、長く政府救援求めていた。 この救援要請一度無視されたものの、1925年取締役貴族院議員選出され議会働きかけたことから、1927年鉄道敷設法花巻 - 遠野 - 釜石間の予定線規定され買収向かいかけた。ところが今度鉄道財政緊縮政策によって買収立ち消えてしまったため、会社必死買収請願、ようやく買収となったのである路線名は当初釜石線であったが、1944年東側部分釜石-陸中大橋間が「釜石東線」として開業したために、合わせて釜石西線」と改称した改軌はかなり遅くなって戦時中工事となり、1943年9月20日花巻 - 柏木平間が完了。しかし戦争のために一旦中止となり、戦後持ち越された。戦後カスリーン台風アイオン台風のために潰滅被害受けた山田線代替ルートとして早期開通目指され、1949年12月10日柏木平 - 遠野間が、1950年10月10日全線がようやく改軌された。改軌際し花巻遠野平倉周辺経路切り替えとなり、また仙人峠越えるために足ヶ瀬-陸中大橋間は完全に新線となった。現在も釜石線一部として現役である。 改軌戦後までずれ込んだのは当線のみであり、結果的に国有鉄道最後特殊狭軌となった。またわずか1年ほどの間であるが、日本国有鉄道保有した唯一の特殊狭軌線でもあった。 なお改軌前、分断されていた仙人峠貨物輸送には索道使用されていた。これは災害復旧による代行を除くと国有鉄道直営貨物索道として唯一の存在である。

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