踊子

デジタル大辞泉

おどり‐こ〔をどり‐〕【踊り子】

読み方：おどりこ

１ 盆踊りなどで踊る少女。踊り手。《季 秋》「—よ翌(あす)は畠の草ぬかん／去来」

２ 踊りを職業とする女性。ダンサー。

３ 顋門(ひよめき)のこと。

４ 《生きたまま味噌汁に入れると、苦しがって躍り上がるところから。もと僧侶の隠語》ドジョウ。

短編小説作品名辞典

踊子

作者永井荷風

収載図書荷風小説 7
出版社岩波書店
刊行年月1986.11

収載図書昭和文学全集 1
出版社小学館
刊行年月1987.5

踊子

作者村松友視

収載図書ダンサー
出版社文芸春秋
刊行年月1995.6

踊子

作者浅田次郎

収載図書見知らぬ妻へ
出版社光文社
刊行年月1998.5

収載図書見知らぬ妻へ
出版社光文社
刊行年月2001.4
シリーズ名光文社文庫

踊子―覗

作者碓井静照

収載図書中世恥丘みだら―中世ロマン主義短編小説集
出版社ガリバープロダクツ
刊行年月2001.11
シリーズ名ガリバープロダクツベストヒットシリーズ

隠語大辞典

踊子

読み方：おどりこ

1. 強盗スル者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・兵庫県〕
2. 強盗犯人－第三類「おどりこみ」（※「おどりこみ」）参照。〔第二類　人物風俗〕
3. 強盗。「おどりこみ」の略なるべし。

分類 兵庫県

踊子

読み方：おどりこ，おどりっこ

1. 鰌。〔第七類　雑纂〕
2. 泥鰌（どぢやう）の異名。もと僧侶の用ひたる隠語。
3. 仏家にて鰌のことをいふ。〔僧侶語〕
4. 〔僧〕仏家にて鰌のことを指していふ。
5. 僧侶間にて鰌のことをいふ。
6. 〔隠〕僧侶間にて鰌の事。
7. 鰌のことをいふ。鰌の動く形容から来た語。
8. 鰌の事を云ふ。〔僧侶の隠語〕
9. 僧侶間で鰌（どじよう）のことをいう。魚類肉類は殺生ものとして寺に入るを禁じていたから、公では口にすることを避け、それぞれ隠語を用いた。
10. 仏家で鰌のこと。〔僧侶〕
11. 僧侶隠語で「鰌」のことをいう。

分類 僧、僧侶、僧侶の隠語、僧侶語

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季語・季題辞典

踊子

読み方：オドリコ（ｏｄｏｒｉｋｏ）

踊りをする少女

季節 秋

分類 人事

近代文学作品名辞典

踊子

読み方：オドリコ（ｏｄｏｒｉｋｏ）

作者 永井荷風

初出 昭和21年

ジャンル 小説

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踊り子

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踊り子・踊子（おどりこ）

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踊子（薫）

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「伊豆の踊子」の記事における「踊子（薫）」の解説

14歳。当初「私」には17歳くらいに見える。旅芸人一座の一員。古風に結った髪に卵形の凛々しい小さい顔の初々しい乙女。

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「踊子」の例文・使い方・用例・文例

• 踊子は身体がしなやかだ
• 踊子草という植物
• 姫踊子草という植物