自動的なDIとは? わかりやすく解説

自動的なDI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 02:57 UTC 版)

依存性の注入」の記事における「自動的なDI」の解説

DIコンテナ用いることで、依存性の注入コード上に直接記述せず、自動的に行うことが可能である。こうした手法用い場合依存性外部XMLファイルメタデータにて定義する上記コードを、XML用いDIコンテナ使用するようリファクタリングした例が下記である。 VerySimpleStockTraderImpl StockAnalysisServiceImpl NewYorkStockExchangeBrokerageServiceImpl public class VerySimpleStockTraderImpl implements IAutomatedStockTrader { private IStockAnalysisService analysisService; private IOnlineBrokerageService brokerageService; public VerySimpleStockTraderImpl( IStockAnalysisService analysisService, IOnlineBrokerageService brokerageService) { this.analysisService = analysisService; this.brokerageService = brokerageService; } public void executeTrades() { … }}public class MyApplication { public static void main(String[] args) { IAutomatedStockTrader stockTrader = (IAutomatedStockTrader) DependencyManager.create(IAutomatedStockTrader.class); stockTrader.executeTrades(); }} この例では、IAutomatedStockTraderのどの実装使用するかの判断DIコンテナ委ねられている。インタフェース要求されDIコンテナは、設定ファイルに基づきその実装であるVerySimpleStockTraderImplクラスインスタンス返す。さらに、VerySimpleStockTraderImplのIStockAnalysisServiceとIOnlineBrokerageServiceの依存性に対して同様にコンストラクタ注入を行う。 DIコンテナには数多く種類があり、上で示した例はそのごく一部しかない実際にDIコンテナごとに様々な手法用いられている。

※この「自動的なDI」の解説は、「依存性の注入」の解説の一部です。
「自動的なDI」を含む「依存性の注入」の記事については、「依存性の注入」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「自動的なDI」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「自動的なDI」の関連用語

自動的なDIのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



自動的なDIのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの依存性の注入 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS