脱サラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:23 UTC 版)
サラリーマンを辞めて、サラリーマン以外の違う仕事(起業する・資格を取り専門職になる・実質的な生産業に従事する・創作活動に転向するなど、個人事業主が多い)に就くことを脱サラ(だつサラ・だっサラ)という。ただ一般に「望む職業に就く」ものであるとされているため、「リストラされてやむなく家業を継いだ」や「勤めていた会社が倒産・廃業し、その顧客を引き継ぐ形で新たに自分の会社を起業した」といった受動的な理由によるものや無目的な転職に関しては、通常はこの範疇に含まれない(ただし、病気やリストラをきっかけにしてサラリーマン以外に職を求めることを含む場合もある)。また結婚して専業主婦または主夫になる事は、脱サラ扱いされない。 脱サラ事例としては、個人事業主が多く、以下のような事例がある。 起業により経営者になること(SOHOによるウェブデザイナー・通信販売業・コンサルティング業・学習塾など) 農業や漁業などの一次産業(農業だけでは食べられず、兼業農家となることもある) 伝統産業などの職人になること 著作家・漫画家・写真家・イラストレーターなどへの転向 飲食店や個人経営商店の開業(フランチャイズなども含む) 一方で、脱サラ起業(特に飲食関連)は失敗例も多く、サラリーマン時代との評価や信用度の違いに苦しむ場合も少なくない。
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