第5次イゼルローン攻防戦とは? わかりやすく解説

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第5次イゼルローン攻防戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)

銀河英雄伝説の戦役」の記事における「第5次イゼルローン攻防戦」の解説

宇宙暦792年/帝国暦483年5月イゼルローン要塞を巡る帝国軍同盟軍5度目戦い外伝黄金の翼」で描かれた(初出道原版コミックだが、その原作となる小説ものちに刊行された)。ラインハルト少佐)が初め軍艦駆逐艦エルムラントII)の艦長として戦い参加した戦闘であり、キルヒアイス中尉)も副長として同乗している。また、上司としてレンネンカンプ(大佐)が登場。さらに同盟側には第4艦隊司令官ドワイト・グリーンヒル中将アレクサンドル・ビュコック提督階級指揮する艦隊不明)、総司令官副官としてヤン少佐)が参加している。 同盟軍兵力艦艇51,400隻、総司令官宇宙艦隊司令長官シドニー・シトレ大将帝国軍イゼルローン要塞とその駐留艦隊13,000隻。要塞司令官クライスト大将駐留艦隊司令官ヴァルテンベルク大将5月6日戦闘はじまり、当初トゥールハンマー射程に於ける艦隊戦開始されたが、数に勝る同盟軍圧倒したラインハルト指揮するエルムラントIIも、巡航艦破壊するという戦果挙げた後に後退している。劣勢となった帝国艦隊は、やがて要塞後退始めたが、この機を逃さずシトレ急速な前進指示して両軍艦艇入り乱れる状態になり、帝国軍は敵が射程内でありながらトゥールハンマー撃てないという事態が生じた同盟軍一気要塞攻略しよう要塞肉薄、さらに無人艦を火船として次々と突入自爆させたが、進退窮まったクライストトゥールハンマー発射命令味方帝国軍艦艇ごと同盟艦隊砲撃した。これによって並行追撃作戦失敗終わり同盟艦隊残存兵力まとめて撤退した。 この混乱乗じて、ベーネミュンデ侯爵夫人の意をうけた帝国軍務省憲兵隊クルムバッハ少佐ラインハルト暗殺企てたが、キルヒアイス援護もあって返り討ちにされた。 敗者となった同盟軍では、それまで寄り付けなかった要塞壁に肉薄して大損害を与えたことから総司令官シトレ高く評価され一方兵力帝国軍圧倒しながらイゼルローン攻略失敗した事から、ヤンイゼルローン外部から攻略することが不可能であると確信した。後にシトレはこの功績によって元帥昇進し同盟軍制服組トップとなる統合作戦本部長就任。半個艦隊でのイゼルローン攻略ヤン命じる事になる。

※この「第5次イゼルローン攻防戦」の解説は、「銀河英雄伝説の戦役」の解説の一部です。
「第5次イゼルローン攻防戦」を含む「銀河英雄伝説の戦役」の記事については、「銀河英雄伝説の戦役」の概要を参照ください。

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