禄とは? わかりやすく解説

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ろく【×禄〔祿〕】

読み方:ろく

人名用漢字] [音]ロク(呉)(漢)

神の恵みによる幸運。「天禄福禄

扶持(ふち)。俸給。「禄米加禄高禄爵禄秩禄微禄封禄俸禄無禄余禄

身に備わった重々しさ。「貫禄

名のり]さち・とし・とみ・よし


ろく【×禄】

読み方:ろく

官に仕える者に下付され給与律令制では絁(あしぎぬ)・綿・布・鍬(くわ)・穀物などが身分に応じて与えられたが、後世知行地扶持米(ふちまい)・給金などに変わった給与給金扶持

当座褒美贈り物などとして与えられるもの。祝儀引き出物


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/20 00:52 UTC 版)

(ろく)とは、仕官している者に対し、その生活の資として給与された金銭・物資あるいはその代替のこと。


注釈

  1. ^ 唐の律令においては、食邑(日本における封戸に相当)を扱う封爵令と禄を扱う禄令が分離されていたが、日本の律令では封爵令が設けられず、封戸は禄令にて扱われた。
  2. ^ 賜禄儀は禄令には規定がないものの、『弘仁式』や『儀式』に規定が設けられている。
  3. ^ 地方知行の場合においても、免(年貢率)の上限は藩によって定められ、家臣による勝手な徴税は規制されていた。

出典

  1. ^ 村尾次郎「位禄」『平安時代史事典』(角川書店、1994年)
  2. ^ 俣野「封禄」『日本歴史大事典』
  3. ^ 山下、2012年、P27-36
  4. ^ 落合弘樹 & 1994-10, pp. 178.
  5. ^ a b 落合弘樹 & 1994-10, pp. 179.
  6. ^ 落合弘樹 & 1994-10, pp. 189.
  7. ^ 落合弘樹 & 1994-10, pp. 193.
  8. ^ 落合弘樹 & 1994-10, pp. 194.


「禄」の続きの解説一覧

禄(ろく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)

彩雲国物語の用語」の記事における「禄(ろく)」の解説

官吏給料、また褒美のこと。状元及第者には、その年の初鋳造の銀80両が贈られる新米官吏年棒は、庶民生活費数年分に相当する

※この「禄(ろく)」の解説は、「彩雲国物語の用語」の解説の一部です。
「禄(ろく)」を含む「彩雲国物語の用語」の記事については、「彩雲国物語の用語」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:00 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ロク仕える者に支給される給与
  2. ロク当座賞与

発音

ろ↘く
ろ↗く↘

祿

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:01 UTC 版)

発音(?)



祿

祿

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