砲弾の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 02:38 UTC 版)
榴弾 迫撃砲の砲弾として最も一般的に使用されている。 化学兵器弾 第一次世界大戦のころは毒ガスの詰まったガスボンベを投射していたが、第二次世界大戦のころには専用砲弾が開発された。化学兵器は榴弾ほど効果が安定しないことと化学兵器禁止条約によって製造と貯蔵が禁止されたことから、現在では製造されていない。 照明弾 大きな仰角で打ち上げられるとパラシュートが開いて光りながらゆっくり降下してくる。 発煙弾 視界をさえぎる煙幕を張る場合と、着弾地点に目印をつけるために使用される場合がある。迫撃砲では着弾位置を遠くから観測するために用いられる。 ロケットアシスト弾(Rocket Assisted Projectile) 射程距離を伸ばすために砲弾にロケットエンジンを内蔵した物。 主に砲弾が大きい120mmクラスで用いられており、120mm常砲弾が射程7㎞程であるのに対して、12-15㎞にまで延長される。誘導砲弾などと組み合わせることも多い。 ストリックス迫撃砲弾(STRIX) 赤外線画像誘導により移動する戦車に対しても高い命中率を誇る。 対装甲破片榴弾(PRAB) レーザー誘導迫撃砲弾XM395 M984 120mm迫撃砲弾 ロケットアシストと誘導装置を組み合わせた長射程と高い命中率を持ち、DPICMにより高い威力を発揮する。 戦術核砲弾 初期の核砲弾は小型化が進んでいなかった時代にはソビエトでは口径420mmや280mmなどの大口径砲弾が作られている。
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