甲型と乙型とは? わかりやすく解説

甲型と乙型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:01 UTC 版)

八九式中戦車」の記事における「甲型と乙型」の解説

エンジン変更され当時から、八九式中戦車は「ガソリンエンジン搭載型を甲型ディーゼルエンジン搭載型乙型」としてエンジン中心に区分されていた。 戦後エンジン変更同時に車体形状変化した思われていたので、「甲型ガソリンエンジン搭載型)は前期型車体甲型車体一般に呼ばれる)であり、乙型ディーゼルエンジン搭載型)は後期型車体乙型車体一般に呼ばれる)である」と、エンジン車体形状対応して一致していると思われていた。そのため甲乙といえばエンジンの種類だけでなく、同時に車体形状の型を意味していた。しかしながら一見車体形状乙型ありながらガソリンエンジン搭載していた八九式多数存在したことが判明しエンジン車体形状が必ずしも対応していないことが知られるようになった。この場合エンジン中心にした本来の区分だと、この八九式乙型ではなく甲型ガソリンエンジン搭載型)の後期型車体分類される。これは車体変更1933年昭和8年)からであり、エンジン変更1934年昭和9年)〜1935年昭和10年)頃からと、ずれがあるためである。

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甲型と乙型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 05:38 UTC 版)

五式戦闘機」の記事における「甲型と乙型」の解説

五式戦闘機一型には艤装違いにより一型甲や一型乙などと十干付して呼び分け書籍存在する。これらは軍による公式な呼称ではなく戦後になって流布し便宜上呼称しかないが、一型甲一型乙とを分ける定義には以下のような解釈有り定説存在しない三式戦闘機初期の時代から用いられていたファストバックキャノピーを持つ機体甲型とし、涙滴型キャノピー改良され機体乙型とする説。キャノピーについて言及されている文献渡辺 (2006)、多賀 (2002)など比較多く、最も一般的な説または解釈である。 二型改造して生産した275機の後に新造された機体は翼内の12.7mm機関砲廃止されており、それを乙型としたと言う説。キャノピー形状ではなくこの武装変更によって五式戦闘機I型甲型乙型呼び分けとされる。 3機の原型機がキ100-I乙型の名称で計画試作され、それを元に改造された首無し三式戦闘機275機がキ100-I甲型であるという説。これはピカレッラ (2010) によるもの。ならその後新規に生産され機体乙型なのかと言うと、ピカレッラはそれを直接定義せず、甲型生産途中でなされた各種改良中後期生産型である乙型取り入れられたとしているだけである。

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