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三式戦闘機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/24 19:49 UTC 版)

キ61 三式戦闘機 「飛燕」




  1. ^ 配備された部隊での呼び方は、他に「キのロクイチ」、「ロクイチ戦」など。愛称の「飛燕」は1945年に入ってから、本土防空の活躍を報じた新聞記事により一般にも知られるようになった。
  2. ^ 渡辺洋二 『液冷戦闘機 飛燕 日独合体の銀翼文春文庫、2006年、P156~157。
  3. ^ そのためライセンス取得にあたってBMWユンカース製エンジンを推奨する声も陸軍内外にあったが、同じ液冷でもコンパクトで供給実績のあるDB 600シリーズが採用された。本国ドイツであっても運用当初は高性能のDB 600シリーズの供給には手間取り、ユモなど他エンジンも平行して生産されDB系は主力機であるBf 109などに優先的に振り向けられる状況であった
  4. ^ 『航空ファン』文林堂、2009年9月号 p97~99、2011年9月号 p102~104
  5. ^ 陸軍からの開発指示があった時点では軽戦と分類されていたものの、川崎ではこの分類に囚われない戦闘機を目指し、そのため「中戦」と呼ばれた。碇義朗 『戦闘機 飛燕』 廣済堂、1977年、p74。
  6. ^ 旋回半径を小さくすると旋回時に速度が低下するため、速度を維持して旋回するために旋回率を高めたほうが、強い戦闘機になると判断した。
  7. ^ これはドイツのクルト・タンクの設計思想と共通し、またグラマンとは反対の考え方である。
  8. ^ 主翼の横幅が広い事は、エルロンを重心より遠くに配置できる事を意味し、エルロンの効果を高める。結果として、エルロンを小面積にしてもよい、あるいは動作が小さくても良い事を意味し、その分抵抗が小さくて済む。
  9. ^ 碇義朗 『戦闘機 飛燕』 廣済堂、1977年、p101
  10. ^ 旋回の最中においては、旋回方向の外側の主翼のほうが内側の主翼よりも対気相対速度が大きくなるため、内側に機体がロールする事になる。そのためエルロンを動作させロールを抑える必要がある。翼幅が広い事は、内外の主翼の揚力差が大きくなる事を意味し、エルロンの動作を大きくする必要が生じ、逆に抵抗が増大する。
  11. ^ 一般的に液冷エンジン装備機は空冷エンジン機に比べて空気抵抗が小さく、重量が大きくなるため、水平速度と急降下速度で勝り、上昇速度と加速性に劣る。
  12. ^ 三式戦に限ったことではないがエンジンの整備性の悪さに関しては、日本軍の整備取扱書の難解さも原因のひとつとして挙げられてくる。説明文は硬い文体で難しい漢字や文言を多用しており、写真や図版も専門用語の羅列で、整備員の多くには難しすぎたのだという。一方で連合軍の整備書はマニュアル化され、わかりやすい図版やイラストをも多用し、整備経験が浅くとも、ある程度は理解できるよう工夫されていた。
  13. ^ 航空情報1972年10月号「戦闘機W.W.II 2」青木日出雄編 酣燈社、p136
  14. ^ 碇義朗 『戦闘機 飛燕』 廣済堂、1977年、p147、p195~196
  15. ^ 試作時に高度10,000mで523km/hの速度を記録。
  16. ^ 空冷エンジンの場合は大気が希薄な高空では冷却効果が小さくなるため。
  17. ^ 陸軍主力の一式戦や、海軍主力の零戦ではB-29迎撃戦は困難であった。
  18. ^ 20mm砲を機首に搭載しているので、重爆迎撃にはもってこいだったと評する元操縦者もいる。
  19. ^ 田形竹尾 『飛燕対グラマン 戦闘機操縦10年の記録』 光人社、2005年
  20. ^ 秋本実 『日本の戦闘機・陸軍編』 出版協同社、1961年、p58
  21. ^ 酣燈社の青木日出雄編集長の言によれば「たまたまふたつくっつけたら良いものが出来た」。
  22. ^ 設計陣は胴体より径の太いエンジンを取り付けるためにかなり苦労しており、土井は補機類の位置を変更する事無く本機の胴体にハ112-IIを搭載できたのは天佑であったとしている。光人社 『軍用機メカ・シリーズ2 飛燕&五式戦/九九双軽
  23. ^ 秋本実・著 「日本の戦闘機・陸軍編」 1961年、出版協同社、p116
  24. ^ 松葉稔 作図・解説『航空機の原点 精密図面を読む10 日本陸軍戦闘機編』2006年、酣燈社、101、p107
  25. ^ 渡辺洋二『未知の剣 陸軍テストパイロットの戦場』 文春文庫、2002年、p.63
  26. ^ なおP-51は欧州戦線において、Bf109と誤認され友軍機・対空砲に誤射された例がある。
  27. ^航空ファン』、米国陸海軍航空兵との対談記事、文林堂刊。
  28. ^ 成美堂出版刊 『太平洋戦争・陸海軍航空機』 P.30


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