田野浦公共臨港鉄道とは? わかりやすく解説

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田野浦公共臨港鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 14:28 UTC 版)

外浜駅」の記事における「田野浦公共臨港鉄道」の解説

当駅から周防灘面する田野浦駅に至る、北九州港管理組合一部事務組合現在の北九州市港湾空港局)が管理していた全長3.4kmの専用鉄道門築土地鉄道前身である門司築港1929年昭和4年2月13日に門築大久保駅までを開業させ、1960年昭和35年4月15日まで門築土地鉄道運営していたが、その後門司市(現・北九州市門司区)がその路線と門築大久保駅 - 田野浦駅までの側線を「田野浦公共臨港鉄道」として引き継ぎ貨物列車運行した。 この路線からは多く専用線分岐していた。かつての門築大久保駅にあたる地点からは農林水産省福岡食糧事務所門司政府倉庫への専用線が、田野浦駅からは伊藤忠飼料門司工場への専用線分岐していた。また三井鉱山セメント門司仕上工場への専用線田野浦駅から分岐し平成筑豊鉄道金田駅から当駅を経由して工場へ至るセメント輸送貨物列車2004年平成16年3月25日まで運行されていたが、その後列車運行されることはな2005年平成17年10月1日付け正式に運行休止となった。現在伊藤忠飼料三井鉱山セメントへの専用線全て撤去されている。なお、運行休止まで当駅でタブレット取り扱い行っていた。 1962年昭和37年)にはこの鉄道日豊本線下曽根駅まで延伸する計画鉄道敷設法追加されているが、実現には至っていない。また1987年昭和62年)の鉄道事業法施行時の手続きミスから無免許での営業12年わたって行われていた(発覚1997年平成9年6月)が、1999年平成11年5月27日全線を当駅の側線扱いとすることで無免許営業ではなくなったという経緯を持つ。 北九州市は、2009年平成21年4月26日からJR貨物路線とこの路線一部合わせた九州鉄道記念館駅門司港) - 関門海峡めかり駅和布刈公園)間(2.1km)に観光列車走らせている(平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線)。この計画1991年平成3年)頃から門司港駅付近門司港レトロ地区観光事業一環として持ち上がっていたものであり、前述無免許営業はこの計画検討中発覚したのである(「平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線#歴史」も参照)。

※この「田野浦公共臨港鉄道」の解説は、「外浜駅」の解説の一部です。
「田野浦公共臨港鉄道」を含む「外浜駅」の記事については、「外浜駅」の概要を参照ください。

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