田野口藩とは? わかりやすく解説

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田野口藩

読み方:タノクチハン(tanokuchihan)

信濃佐久郡田野口藩名

別名 竜岡藩


奥殿藩

(田野口藩 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 01:32 UTC 版)

奥殿藩(おくとのはん)は、三河国額田郡奥殿陣屋愛知県岡崎市奥殿町)に藩庁を置いた。領地は三河国額田郡・加茂郡(現在の愛知県岡崎市)のほか信濃国佐久郡(現在の長野県佐久市)に存在し、信濃国の領地の方が大きかった。藩庁は何度か移転しており、江戸時代初期の立藩時には加茂郡の大給陣屋、幕末期には信濃国の龍岡城(田野口陣屋)に置かれた。大給藩(おぎゅうはん)、田野口藩(たのくちはん)・龍岡藩(たつおかはん)についても、実質的に同一の藩であることからこの項目で記述する。


  1. ^ 一坂(2014年)p.45
  2. ^ a b c 一坂(2014年)p.46
  3. ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1975年度撮影)
  4. ^ 一坂(2014年)pp.45-46
  5. ^ 一坂(2014年)p.47
  6. ^ 一坂(2014年)p.48


「奥殿藩」の続きの解説一覧

田野口藩(龍岡藩)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 17:50 UTC 版)

奥殿藩」の記事における「田野口藩(龍岡藩)」の解説

信濃国への藩庁移転後、この藩は田野口藩と呼ばれる西洋築城術関心寄せていた乗謨は、新し陣屋稜堡式城郭星形要塞)とすることを計画元治元年1863年)より田野口築城開始した田野口陣屋龍岡城)は、函館五稜郭とともに日本に2例のみの星形要塞である。慶応3年1867年4月には城郭内の御殿竣工したが、城郭としては未完成のまま明治維新迎えたという。 藩政においてはいちはやくフランス式軍制導入し龍岡城内に設けた練兵場訓練行った。乗謨は、慶応元年1865年)に陸軍奉行慶応2年1866年)に老中陸軍総裁任じられ江戸幕府支えるために奔走した慶応4年1868年)、戊辰戦争際し乗謨は陸軍総裁老中辞任新政府帰順した新政府軍参加し北越戦争戦死した藩士の墓が蕃松院佐久市田口)にある。なお、藩の名称は、慶応4年1868年5月28日龍岡藩改称されている。明治4年1871年)、財政破綻のために廃藩申請し廃藩置県先立って廃藩となる。 なお、乗謨は明治維新後に大給恒おぎゅう・ゆずる)と改名日本赤十字社前身である博愛社創設賞勲局総裁などを務めるなど明治政府の下でも活動した明治17年1884年)に子爵明治40年1907年)に伯爵に昇った。

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田野口藩(龍岡藩)

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奥殿藩」の記事における「田野口藩(龍岡藩)」の解説

譜代1万6000石。 松平乗謨(のりかた) 正四位下 縫殿頭 〔老中格陸軍総裁

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