廃藩置県とは? わかりやすく解説

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はいはん‐ちけん【廃藩置県】

読み方:はいはんちけん

明治4年(1871)明治政府中央集権化を図るため、全国261の藩を廃して府県置いたこと。全国3府302県がまず置かれ同年末までに3府72となった


廃藩置県 (はいはんちけん)


廃藩置県

読み方:ハイハンチケン(haihanchiken)

明治初期、藩を廃して府県とした政治変革


廃藩置県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 14:31 UTC 版)

廃藩置県(はいはんちけん、旧字体: 廢藩置縣)は、明治維新期の明治4年7月14日1871年8月29日)に、明治政府がそれまでのを廃止して地方統治を中央管下のに一元化した行政改革である。ただし、沖縄県の近代史においては、琉球処分の一環として明治12年(1879年)に琉球藩を廃して沖縄県を設置したことを指す[1]#その他の異動を参照)。


注釈

  1. ^ 藩札も最終的には発行元の藩がその支払いを保証したものであるから、その藩の債務扱いとなる。
  2. ^ 後の北相馬郡西葛飾郡
  3. ^ a b 後の東松浦郡西松浦郡
  4. ^ 後の中葛飾郡
  5. ^ 一部(南諸県郡)が鹿児島県に残る

出典

  1. ^ 廃藩置県”. 琉球文化アーカイブ. 沖縄県立総合教育センター. 2022年5月14日閲覧。
  2. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p47
  3. ^ a b 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p152
  4. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p65
  5. ^ 勝田政治、「廃藩置県」、講談社選書メチエ、p86
  6. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p143
  7. ^ 勝田政治、「廃藩置県」、講談社選書メチエ、p133
  8. ^ 【知事対談】明治を支えた歴史を語る。-紀州人のDNA-”. 和(nagomi). 和歌山県知事室広報課. 2019年3月29日閲覧。
  9. ^ 紀の国の先人たち 政治家 津田 出”. 和歌山県ふるさとアーカイブ. 和歌山文化情報アーカイブ事業. 2019年3月29日閲覧。
  10. ^ 木村時夫、「明治初年における和歌山藩の兵制改革について」『早稻田人文自然科學研究』 1969年 4巻 p.1-60, hdl:2065/10122, 早稲田大学社会科学部学会
  11. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p150
  12. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p151
  13. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p153
  14. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p155
  15. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p154
  16. ^ 勝田政治、「廃藩置県」、講談社選書メチエ、p157
  17. ^ 中村定吉 編、「廢藩置縣ノ詔」『明治詔勅輯』、p18、1893年、中村定吉。[1]
  18. ^ 勝田政治 『廃藩置県 近代国家誕生の舞台裏角川ソフィア文庫 [I-123-1] ISBN 978-4044092153、10-11p
  19. ^ 落合弘樹、「秩禄処分」、中公新書、p74
  20. ^ 勝田政治、「廃藩置県」、講談社選書メチエ、p165
  21. ^ 松尾正人、「廃藩置県」、中公新書、p82
  22. ^ 落合弘樹、「秩禄処分」、中公新書、p55
  23. ^ 富田俊基、「国債の歴史」、東洋経済新報社、p211
  24. ^ 落合弘樹、「秩禄処分」、中公新書、p71
  25. ^ 富田俊基、「国債の歴史」、東洋経済新報社、p212
  26. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第559
  27. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第565
  28. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第566
  29. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第594
  30. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第595
  31. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第600
  32. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第601
  33. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第602
  34. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第608
  35. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第609
  36. ^ 「法令全書」通番 明治4年太政官布告 第614
  37. ^ 1879年3月27日「沖縄県」の設置”. あの日の沖縄. 沖縄県公文書館. 2022年5月14日閲覧。
  38. ^ 「法令全書」明治12年 太政官布告第14号



廃藩置県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 16:17 UTC 版)

白洲退蔵」の記事における「廃藩置県」の解説

1868年明治元年明治維新で、三田県大参事になる。しかし、小寺泰次郎と共に進めた厳し政策により、農民一揆がおきている。川本幸民講師として洋学学ばせる

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廃藩置県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:16 UTC 版)

高知県」の記事における「廃藩置県」の解説

明治新政府成立後土佐藩板垣後藤らを筆頭多く人材送り込み、「薩長土肥」と通称されるように、新政府一角を占めるいたった。しかし、この頃土佐藩負債は金100万両、銀345貫目におよび、封建制維持することは不可能になっていた。 明治2年1869年)、版籍奉還16藩主豊範が新たに藩知事就任大参事板垣の下で藩政改革試みられたものの、根本的な改革は困難であった明治4年1871年)、廃藩置県により藩は正式に配され行政機構としての高知県誕生した。 なお、明治9年1876年)に名東県(旧阿波国)が高知県編入されたが、明治13年1880年)、徳島県として再度分離している。

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