法相宗とは? わかりやすく解説

ほっそう‐しゅう〔ホツサウ‐〕【法相宗】


法相宗

読み方:ホッソウシュウ(hossoushuu)

仏教宗派の一。


法相宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 01:36 UTC 版)

法相宗ほっそうしゅうほうそうしゅう)とは、インド瑜伽行派(唯識派)の思想を継承する中国の時代創始の大乗仏教宗派の一つ。645年、中インドから玄奘三蔵が帰国し唯識説が伝えられることになる。その玄奘の弟子の慈恩大師(窺基)が開いた宗派である。唯識宗慈恩宗中道宗とも呼ばれる。705年華厳宗が隆盛になるにしたがい、宗派としてはしだいに衰えた。




「法相宗」の続きの解説一覧

法相宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 14:39 UTC 版)

二諦」の記事における「法相宗」の解説

法相宗では、義章巻二に、四真四俗(四勝義四世俗)の四重二諦説く

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法相宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 05:31 UTC 版)

中道」の記事における「法相宗」の解説

唯識宗(法相宗)では、有空中三時教教判立てて解深密経などの説のように、〈有・空〉の二辺を離れて非有非空中道真理を完全に顕した教え中道義教とし、〈有・空〉に偏る教えを不了義教とする。その中道とは、いわゆる唯識中道のことであり、法相宗は唯識中道説くことから、自らを中道宗とも称する。法相宗の教え中道教とも呼ばれる。法相宗では中道は、教理核心としての非有非空をも指す。

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法相宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 07:47 UTC 版)

玄奘」の記事における「法相宗」の解説

詳細は「法相宗」を参照 法相宗の実質的な創始者玄奘弟子の基である。しかし、『仏祖統紀』などは、玄奘ナーランダー留学時の師である戒賢までを含めた3人を法相宗の宗祖としている。

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法相宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 01:35 UTC 版)

鎌倉時代の人物一覧」の記事における「法相宗」の解説

貞慶……藤原貞憲の子勅諡号は解脱上人良遍……戒律の復興尽力

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法相宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)

鎌倉文化」の記事における「法相宗」の解説

法相宗中興の祖といわれる解脱貞慶は、荘園領主でもあり世俗勢力化した興福寺出て南山城山中笠置寺隠遁し海住山寺再興尽力したのちそこへ移った戒律の復興つとめた貞慶浄土宗批判する興福寺奏状』をあらわし、これは上述法然弾圧契機をつくることとなった

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