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朱鷺乙女【トキオトメ】(果樹)

登録番号 第11372号
登録年月日 2003年 8月 19日
農林水産植物の種類 かき
登録品種の名称及びその読み 朱鷺乙女
 よみ:トキオトメ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 新潟県
品種登録者の住所 新潟県新潟市新光町4番地1
登録品種の育成をした者の氏名 金子英雄、松本辰也、根津潔、大竹智、本永尚彦
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「刀根早生」に「西村早生」を交配して育成されたものであり、果形が扁、大きさが大、果皮色が育成地(新潟県北蒲原郡聖籠町)では10月上旬成熟する渋柿である。姿はやや開張樹勢はやや強である。発育枝長さ及び節間長は長、太さはやや太、色は黄褐である。葉身の形はやや長楕円上部の形は広、基部の形はかなり鈍、横断面の形は内巻中、着生角度横向き大きさは大、葉柄長さはやや短、太さは中である。果実の形は扁、縦断面の形は扁円、果頂部の形はわずかに凹、微突は少、果実横断面の形はやや長円斜線溝は明瞭で中、側溝、蒂部の皺及び果皮亀甲紋は無、果粉の多少は多、蒂窪平面の形は正方形側面の形は凹U、果梗の長さはやや短、太さはかなり太、果心の形は長三角太さは細、果実大きさは大、果皮の色光沢は良、果実の座の有無及び条紋の発生程度は無である。蒂の全形は基太肩平幅広長短及び大きさは中、先端の形は中尖、果実対す姿勢は斜向である。果肉の色は黄橙、褐斑の大きさは無、果肉粗密はやや密、甘味はやや少、子室数は8、種子数は無である。発芽期及び雌花開花期は早、成熟期はかなり早で育成においては10月上旬、花性は雌花のみ、脱渋難易は易、果頂裂果性及び蒂隙性は無である。「平核無」及び「刀根早生」と比較して果実縦断面の形が扁円であること、果実大きいこと、果皮の色であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和62年新潟県農業総合研究所園芸研究センター北蒲原郡聖籠町)において、「刀根早生」に「西村早生」を交配し、その未熟種子から摘出した胚を培養して育成されの中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成9年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「早生であった





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