朱鷺の詩【トキノウタ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10568号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | アネモネ(しゅうめいぎく) | |
登録品種の名称及びその読み | 朱鷺の詩 よみ:トキノウタ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 古川光宏 | |
品種登録者の住所 | 岩手県花巻市東十二丁目12地割78番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古川光宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「一重桃」の変異株であり、花は淡紫ピンク色で一重咲の切花及び鉢物向きの品種である。株全体の形は直立性、草丈はやや低、茎の太さは中、色は帯褐色、毛の多少及び抽だい茎数は中、分岐した花茎の数は多、分岐の回数はやや少である。葉序は対性、根出葉及び茎葉の形は3出複葉、根出葉及び茎葉の小葉の形は浅裂、根出葉の葉長はやや短、葉幅は狭、茎葉の葉長はやや長、葉幅は広、成葉表面の色は緑、光沢の有無は無、葉の毛の多少は中である。花房の形は集散花序、大きさは中、一重・八重の別は一重、花形はやや内転、花径はやや大、単色・複色の別は単色、蕾の色は灰紫、花弁表面及び裏面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9202)、花弁の形は倒卵形、先端の形は円形、数は中、やくの色は黄色、花柄の長さは中、開花始期はやや晩である。「一重白」と比較して、花弁表面の色が淡紫ピンクであること、花弁の数が多いこと等で、「ピンク一重」と比較して、根出葉の形が3出複葉であること、花弁の数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者のほ場(岩手県花巻市)において、「一重桃」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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