もく‐ろう〔‐ラフ〕【木×蝋】
ハゼ
木蝋
木蝋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 18:19 UTC 版)
果実から木蝋と呼ばれる蝋を取り、和蝋燭の原料などとして使用することもできる。和蝋燭の原料としては特にハゼノキが利用される。 木蝋 和蝋燭の制作風景 燃焼する和蝋燭
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木蝋(生蝋、Japan wax)
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「蝋」の記事における「木蝋(生蝋、Japan wax)」の解説
ハゼ蝋(Japan wax) ハゼノキの果実から作られる蝋。主として果肉に含まれるものであるが、果肉と種子を分離せずに抽出したものでは種子に含まれるものとの混合物となる。伝統的には蒸篭で蒸して加熱した果実を大きな鉄球とこれがはまり込む鉄製容器の間で圧搾する玉締め法が、近代工業的には溶媒抽出法が用いられる。和蝋燭や木製品のつや出しに用いられる。 日本では主に島原半島などの九州北部や四国で生産されている。日本以外では"Japan wax"と呼ばれ、明治・大正時代には有力な輸出品であった。21世紀初頭の現在において海外で人気が復活しているが、日本国内での生産量は減少の一途で、特に@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}良質の製品が得られる[要追加記述]玉締め法を行っている生産者は長崎県島原市にわずかに残るのみである。 木蝋の主成分はワックス・エステルではなく、化学的には中性脂肪である。 主成分はパルミチン酸 CH3(CH2)14COOH のトリグリセリド。 ウルシ蝋 ハゼノキと近縁なウルシの果実からもハゼ蝋と性質のよく似た木蝋が得られる。 江戸時代、東北など東日本が主産地だったが、ハゼ蝋に押され、現在の日本ではほとんど生産されていない。漆も参照。なお、ハゼ・ウルシともにウルシ科の植物である。 主成分はハゼ蝋と同じパルミチン酸グリセリド。
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