デスラー艦
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デスラー艦(デスラーかん)は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する架空の宇宙戦闘艦。
注釈
- ^ a b c 二代目と三代目は、どちらも「新型デスラー艦」(あるいは「新デスラー艦」)という名称が使用されている。書籍や玩具商品において、二代目がこの名称になっている場合[1][2][3]もあれば、三代目がこの名称になっている場合[4][5][6]もあり、さらに両方とも同じ名称になっている場合[7][8][9]もある。このような紛らわしくなりやすい状態のため、本項では「二代目」「三代目」という名称で統一して区別する。
- ^ ヤマトの場合、波動砲発射直後のワープが可能になったのは『ヤマトよ永遠に』以降である。
- ^ 前作からの流用カットは初代だが、新規作画カットでは誤って現在使用しているはずの二代目が描かれている。
- ^ ただし、場所は同じ右舷だが、舷側に擦るようにではなく艦尾付近に艦首から突っ込んでおり、ヤマトは突入ボルト(ストライカーボルト)の破損によって波動砲が使用不能になっている。
- ^ 劇中のセリフなしで発射しているため、デスラー砲なのかハイパーデスラー砲なのかは不明である。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス保完ファイル』p. 28では「初期のメカ比較表で1,350mと設定され、バンダイのプラモデルもこの数値を基に製作されているが、その後702mに変更された」とある。ただし、後年のものも含め、1,350mと表記している資料の方が多い。
- ^ このタイプの砲塔を、『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』pp. 148-149では「旋回パルスレーザー砲」、『宇宙戦艦ヤマトメカニック大図鑑1』p. 109では「回転速射砲塔」と表記している。
- ^ 本作の艦では、ゼルグート級の730メートルに次いで2番目に大きい。
- ^ ラフ稿の段階では730メートルだった[35]。これはゼルグート級と同じ全長であり、劇場パンフレット[38]や初期の公式サイト[39]では、『グレートメカニックG 2017 SPRING』(双葉社、2017年3月)p. 043に掲載されていたゼルグート級装甲突入型の諸元が誤植されていた。
- ^ ラフ画の段階ではコアシップの艦体を使用するデザインだった[35]が、小林の指示により外殻側に艦橋が新設された[44]。
- ^ 小説版では、主機関としてガミラスのゲシュ=タム機関、補助機関としてガトランティスの機関を備えているとされる[45]。複数の波動機関を持つことで、前述のようなワープグリットによるエンジン保護[45]や、デスラー砲・ワープ・瞬間物質移送器など、機関に高負荷が掛かるシステムの連続使用が可能になっているとされる[46]。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマトIII』第16話の回想シーンでは濃緑色である。
出典
- ^ 2006年発売のメガハウスのフィギュア「宇宙戦艦ヤマト コスモフリート コレクション 愛の戦士たち編」
- ^ 2008年発売のプレックスのフィギュア「宇宙戦艦ヤマト メカニカルコレクション Part.4」
- ^ 2008年発売の缶コーヒー用の食玩「ローソン限定 TVシリーズ35周年記念 宇宙戦艦ヤマトメカニックコレクション」
- ^ a b “情報班資料室 新型デスラー艦”. 宇宙戦艦ヤマト発信!. 東北新社、バンダイネットワークス. 2007年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月22日閲覧。
- ^ バンダイのプラモデル「宇宙戦艦ヤマト 1/1000 SCALE ガルマン・ガミラス帝国(デスラー総統旗艦) 新型デスラー艦」(“ガルマン・ガミラス新型デスラー艦|商品詳細”. バンダイホビーサイト. バンダイ. 2015年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月20日閲覧。)
- ^ バンダイのプラモデル「宇宙戦艦ヤマト メカコレクション No.23 ガルマン・ガミラス帝国(デスラー総統旗艦) 新型デスラー艦」(“メカコレクション NO.23 新型デスラー艦|商品詳細”. バンダイホビーサイト. バンダイ. 2015年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月20日閲覧。)
- ^ 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』pp. 132, 143, 182。なお、p. 169の二代目設定画の頁では、設定画記載名に準じた「デスラー戦艦」となっている。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』pp. 073, 096, 148。
- ^ “メカニック”. YAMATO CREW. 株式会社ヤマトクルー. 2016年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月4日閲覧。公式ファンクラブサイト。
- ^ a b c d 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』p. 169。
- ^ 「宇宙戦艦ヤマト2 DVD MEMORIAL BOX」(バンダイビジュアル、2001年1月25日、BCBA-0531)付録解説冊子『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 13。
- ^ a b c 『デラックス版 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』p. 289。
- ^ 「保存版 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち (秘) 設定資料集 メカ設定・白色彗星軍」『ロードショー特別編集 さらば宇宙戦艦ヤマト VOL.2決定版!!』(集英社、1978年11月20日)。ページ番号未表記誌。。
- ^ 『ROMAN ALBUM DELUXE 43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 112。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』p. 148。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス保完ファイル』pp. 17, 28[注 6]。
- ^ a b 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』p. 182。
- ^ 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』p. 104。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル 設定資料集』p. 058。
- ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』pp. 060-061。
- ^ a b 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』p. 060。
- ^ ファミ通書籍編集部『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち コンプリートガイド』(エンターブレイン、2000年6月、ISBN 4-7577-0094-6)pp. 093, 099, 129。
- ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』p. 061。
- ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』p. 040。
- ^ ファミ通書籍編集部『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲 コンプリートガイド』(エンターブレイン、2005年3月、ISBN 4-7577-2239-7)p. 127。
- ^ a b c d e f 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』劇場パンフレット(東宝、2010年12月1日)p. 30(本誌はページ番号の表記なし、表紙をp. 1として数えた)。
- ^ a b c d 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』p. 045。
- ^ a b c d e 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』p. 253。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』pp. 051-055。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』p. 051。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』p. 044。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』pp. 046-050。
- ^ a b 『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く』劇場パンフレット(松竹、2013年8月)p. 16。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [GARMILLAS]』p. 047。
- ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』劇場パンフレット(バンダイナムコアーツ、2018年5月)p. 26。
- ^ a b c d e f g h i “「CHARACTER&MECHANIC」”. 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 公式サイト. 2019年3月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち -全記録集- 設定編 下巻 COMPLETE WORKS』KADOKAWA、2019年3月29日、p. 009。ISBN 978-4-04-108085-6。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』劇場パンフレット(バンダイナムコアーツ、2018年5月)p. 13。
- ^ “「CHARACTER&MECHANIC」”. 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 公式サイト. 2018年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』劇場パンフレット(バンダイナムコアーツ、2018年5月)p. 12。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』劇場パンフレット(バンダイナムコアーツ、2018年5月)pp. 26-27。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち -全記録集- 設定編 下巻 COMPLETE WORKS』(KADOKAWA、2019年3月、ISBN 978-4-04-108085-6)pp. 009, 077-087。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』劇場パンフレット(バンダイナムコアーツ、2018年5月)pp. 13, 26-27。3Dモデルの上下面と設定画の五面図。
- ^ 小林誠個人Twitter 2019年3月4日の発言 2019年3月29日閲覧。
- ^ a b 皆川ゆか『小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち III 《総統帰還》』(KADOKAWA、2018年5月、ISBN 978-4-04-106950-9)pp. 254-255。
- ^ 皆川ゆか『小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち III 《総統帰還》』(KADOKAWA、2018年5月、ISBN 978-4-04-106950-9)p. 266。
- ^ 藤川桂介(作)、ひおあきら(画) 『宇宙戦艦ヤマト (3)』(朝日ソノラマ〈サンコミックス〉、1975年2月20日、初版)pp. 192-208。
- ^ 藤川桂介(作)、ひおあきら(画) 『宇宙戦艦ヤマト (2)』(メディアファクトリー〈MFコミックス〉、2009年12月17日、初版、ISBN 978-4-8401-2949-7)pp. 289-304。
- ^ 『いま語るべき宇宙戦艦ヤマト ロマン宇宙戦記 40年の軌跡』p. 137。
- ^ a b 『いま語るべき宇宙戦艦ヤマト ロマン宇宙戦記 40年の軌跡』p. 139。
新型デスラー艦
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二代目のリメイク艦。PS版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』とPS2版『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲』に登場する。 宮武一貴によりデザインがリファインされている。スマートだった原作に比べると全体的に突起が多く角ばった形状になっており、艦首上部のフィン状突起が左右と下部にも備わったり、左右デッキ上の無砲身三連装レーザー砲塔が4基になったりしている。全長・全幅・自重の設定値はアニメ版と同じ。 また、空間磁力メッキを搭載しているという設定も追加されている。 『さらば』では、ストーリー12「ヒアデス・灯台星系」・ストーリー13「テレザート宙域」・ストーリー19「木星圏・ガニメデ近海」に登場する。ヤマトとの戦いの末に一度放棄された後、再度ガミラスに回収され、戦闘空母にデスラー砲ユニットとして装備される。そして、ストーリー20「地球圏・対都市帝国戦」において、落ち延びようとするサーベラー達を討ち果たす。『暗黒星団帝国の逆襲』では、正式名称が「改機動デスラー総統府型指揮戦艦」、通称が「デスラー艦II」となっており、回想ステージ「デスラー」に登場する。
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