都市帝国
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擬態と防御幕である白色中性子ガス帯が消滅すると、本体である半球状の小惑星の上に都市が築かれている、直径15キロメートル、全高10キロメートルの都市帝国が正体を現す。「都市要塞」とも呼ばれるようである。設定資料やムックなどには、これを「白色彗星帝国」と記しているものもある。 都市帝国の赤道にあたる部分は回転して巨大ミサイルや光線(『ヤマト2』)を発射し、ガス帯の竜巻を放射して上部の都市部を防御する。半球状の小惑星には無数の防衛用の砲が配備されている。 下半部の小惑星には戦闘機発進口がある。『さらば』でも『ヤマト2』でもそこからヤマトクルーの侵入を許し、動力炉を破壊されて機能を停止するが、それすら都市帝国の機能と外装を剥がしたに過ぎず、内包されていた超巨大戦艦が始動することとなる。 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 波動砲でガス帯を除去した直後ゆえにエネルギー充填が追いつかないヤマトを攻撃して多大な損害を与え、きわめて多数の犠牲者を出させる。土方の最後の命令で都市帝国内部に侵入したヤマトクルーは、真田志郎や斉藤始らの犠牲と引き換えに動力炉の爆破に成功するが、この決死攻撃隊で生き延びたのは古代進のみで、コスモタイガー隊も全滅する有様だった。その後、残り少ないエネルギーと残弾を振り絞ったヤマトの攻撃により、都市帝国は爆発炎上する。 宇宙戦艦ヤマト2 第21話において拡散波動砲の斉射を受けた白色彗星の中から、まったく無傷の姿を現して地球連合艦隊を殲滅する。第22話では、無条件降伏を迫る彗星帝国へ地球連邦政府が和平交渉を打診するが、彗星帝国はこれを受け入れず、逆に見せしめとして月面を火の海にする。これを見た地球連邦政府は無条件降伏を受諾し、都市帝国は条約締結のため、地球の首都メガロポリス沖の海に着水する。第25話でヤマトとコスモタイガー隊にそれぞれ直下と直上を奇襲された都市帝国は地球から離脱し、宇宙空間での戦闘を開始する。都市帝国内部に突入されて以降は、真田が生還する以外は『さらば』と同様の展開となる。
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都市帝国
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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の記事における「都市帝国」の解説
ガス帯の内部にある白色彗星の「本体」。直径が土星程もある巨大な要塞となっており、最上部には超巨大戦艦の艦首を彷彿とさせる構造物が存在する。その下には何本もの足のような構造物が設置されており、中には惑星ゼムリアをはじめとする幾つかの惑星が捉えられている。
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都市帝国(都市要塞)
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「宇宙戦艦ヤマトシリーズの宇宙要塞」の記事における「都市帝国(都市要塞)」の解説
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』および『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する白色彗星帝国の本星。 詳細は「白色彗星帝国#都市帝国」を参照
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都市帝国
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「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の記事における「都市帝国」の解説
白色彗星の正体である巨大要塞。破壊された白色彗星の中から姿を現し、ヤマトと交戦する。鉄壁の防御と強力な兵器によってヤマトを追い詰めるが、ヤマト側の決死隊に都市帝国内部へ侵入され、動力部を破壊され機能停止。その後、ヤマトの全力砲火を浴び破壊される。
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