教皇ベネディクト16世とは? わかりやすく解説

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教皇ベネディクト16世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/04 03:42 UTC 版)

教会の御母」の記事における「教皇ベネディクト16世」の解説

ローマ教皇ベネディクト16世は、なぜカトリック教会マリア神学教会論関係するのかという問題立ち向かった最初に教皇は、第2バチカン公会議において、マリア神学教会論の中で議論されたのは偶然かも知れないとしている。このマリア神学教会論の関係は「教会」とは実際何であるのか、ということ理解する上で役立つ。神学者フーゴ―・ラーナーマリア神学オリジナル教会論で、教会マリアに似るとした。 また、教皇ベネディクト16世は、2008年1月2日水曜日122回目一般謁見演説一般信者対し、「平和の母」を次のように説明した聖母は、完全な形で神とともにおられるので、わたしたちのもっとも近くにおられ、母また姉妹としてわたしたちを助けてくださいます。マリア信者共同体の中で占める、唯一のかけがえのない位置も、このあがない主の母として基本的な召命由来します。だからこそマリアは、キリスト神秘的なからだである教会の母でもあるのです。それゆえにこそ、適切にも、第二バチカン公会議会期中の1964年11月21日に、教皇パウロ6世マリアに「教会の母」という称号正式に与えたのです。 教会の母だからこそ、おとめマリアは、わたしたち一人ひとりの母でもありますわたしたちキリスト神秘的なからだの部分だからです。イエス十字架上で、母であるかたをすべての弟子ゆだねる同時にすべての弟子を母であるかたの愛にゆだねました福音書記者ヨハネはその短い意味深い記事次のことばで結びます。「そのときから、この弟子イエスの母を自分の家引き取った」(ヨハネ1927)。これは「エイス・タ・イディア」というギリシア語テキストイタリア語訳したものです。弟子イエスの母を、自分現実自分存在受け入れました。こうして母であるかたは弟子のいのちの一部となり、二つのいのちは浸透し合いますこのように自分の生活に(エイス・タ・イディア)母であるかたを受け入れることが、主の遺言だったのです。それゆえイエスは、救い主としての使命完成する最高の瞬間に、弟子一人ひとりに、貴い遺産として、ご自分の母であるおとめマリア残したのです。

※この「教皇ベネディクト16世」の解説は、「教会の御母」の解説の一部です。
「教皇ベネディクト16世」を含む「教会の御母」の記事については、「教会の御母」の概要を参照ください。

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