揺り木馬とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > ピティナ・ピアノ曲名 > 揺り木馬の意味・解説 

ストリーボッグ:揺り木馬

英語表記/番号出版情報
ストリーボッグ:揺り木馬The Stubborn Rocking Horse Op.63

揺り木馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 00:59 UTC 版)

木馬」の記事における「揺り木馬」の解説

子供が背に乗って揺り動かすための木馬は、木製玩具として歴史的に最も古いと考えられ、その源流紀元前5世紀までさかのぼることができる。玩具史家アントニア・フレーザーによればこの頃ギリシャ政治家・軍人アルシバイアデス(紀元前450年 - 同404年)なる人物が、自分の子供にまたがって遊ぶための木馬与えているという。同時期の古代エジプト・オキシリンコス遺跡からも木製の馬が発掘されており、もともとは車輪付いていたもの推測されている。紀元500年にはイギリスフランスドイツ諸国木馬があったが、これには地中海世界広く征服したローマ帝国遊戯文化背景をなしていると考えられる戦士兵隊への憧れもあり、木馬中世から近世かけても子供人気のある玩具であった。現在よく見られる弓形の台に乗ったタイプの揺り木馬は、19世紀初頭ヨーロッパにおいて広く用いられいたものである。こうした木馬生産は、19世紀半ばから工業化され大量生産されるようになった日本においては武士の子弟乗馬訓練を行うための木馬古くから存在しており、戦国時代の武将武田信玄が、その幼少期自分木馬取り憑いた物の怪退治したという伝説もある。この種の木馬厚板作られており、手綱や鐙をつけ、これを使って鞭の当て方や乗り降りなどの練習をした。鞍を掛けておく道具としても用いられ鞍掛」と呼ばれている。このように乗馬を習うために木馬用いる例は中国にもあったという。上述のような揺り木馬が入ってくるのは明治時代であり、当初もっぱら上流階級家庭用いられていた。 2014年現在ギネスブックには世界最大の揺り木馬として、イスラエル・カディマのOfer Morという人物によって制作された、長さ7.6メートル、幅3.22メートル、高さ6.10メートル巨大木馬登録されている(2010年登録)。

※この「揺り木馬」の解説は、「木馬」の解説の一部です。
「揺り木馬」を含む「木馬」の記事については、「木馬」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「揺り木馬」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「揺り木馬」の関連用語

揺り木馬のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



揺り木馬のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの木馬 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS