従軍体験とは? わかりやすく解説

従軍体験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 08:44 UTC 版)

上田毅八郎」の記事における「従軍体験」の解説

1941年昭和16年)、徴兵の為帝国陸軍高射砲連隊浜松市)に入営。後に船舶部隊(暁部隊)の船舶砲兵転科陸軍徴用船である軍隊輸送船乗船し備砲たる高射砲操作要員(船砲隊員)となり(船舶砲兵第1連隊)、太平洋戦争における数々輸送任務従軍初の実戦経験1942年昭和17年3月1日行われたジャワ島上陸作戦蘭印作戦)であり、輸送船「神州丸」同名陸軍特種船/強襲揚陸艦「神州丸」とは異なる)に座乗していた。この他、「ぶゑのすあいれす丸」、「高島丸」、機動艇SS艇。中型揚陸艦)等26隻の輸送船乗船し計6回撃沈されている。上田軍務傍ら乗船すれ違う艦船などを軍事郵便ハガキスケッチし、またジャワ島アリューシャン列島ラングーン湾(ビルマ)など、赴く土地の空や海の色を頭に叩き込んだ1944年昭和19年)の大戦末期には優秀輸送船金華丸」(レーダー搭載)に乗船。「金華丸」は多号作戦フィリピン防衛戦)において兵員物資輸送任務従事護衛駆逐艦上空援護四式戦「疾風」活躍もあり、オルモック湾において11月1日より行っていた揚陸成功させた。しかしながら11月14日にはマニラ湾にて敵機250機からの3日間に渡る空襲受けて金華丸」は沈没、船砲隊員3分の2戦死し船首砲座にいた上田は海に飛び込み3、4時間漂流の後に一命取り留めたものの、利き腕右手右足負傷して障害残した

※この「従軍体験」の解説は、「上田毅八郎」の解説の一部です。
「従軍体験」を含む「上田毅八郎」の記事については、「上田毅八郎」の概要を参照ください。

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