山路愛山とは? わかりやすく解説

やまじ‐あいざん〔やまぢ‐〕【山路愛山】

読み方:やまじあいざん

18651917評論家江戸生まれ本名弥吉。「国民新聞」の記者、「信濃毎日新聞」の主筆経て雑誌独立評論」を創刊。独自の国家社会主義主張した。著「足利尊氏」「社会主義管見」「現代金権史」など。

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山路愛山


山路愛山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 14:40 UTC 版)

山路 愛山(やまじ あいざん、元治元年12月26日1865年1月23日) - 大正6年(1917年3月15日)は、日本明治から大正初期に活躍した評論家歴史家。本名は彌吉。愛山はその号である。初め如山と号したが、静岡の愛鷹山に由来する愛山の名は明治20年(1887年)頃から用いられた。


  1. ^ 山路平四郎「山路愛山「懐旧録」解題」『国文学研究』第30巻、早稲田大学国文学会、1964年10月、142-151頁、hdl:2065/42492ISSN 0389-8636CRID 10500012024878270722023年8月2日閲覧 
  2. ^ 岡利郎「明治日本の「社会帝国主義」」『年報政治学』第33巻、日本政治学会、1982年、111頁、doi:10.7218/nenpouseijigaku1953.33.0_107ISSN 05494192CRID 13900012053807107842023年8月2日閲覧 
  3. ^ honto “山路平四郎”の紙の本一覧 著者紹介2023年7月22日閲覧。
  4. ^ a b c 静岡教会一二五年史. 日本基督教団静岡教会. (2009年7月31日). pp. 43-44 
  5. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』(吉川弘文館、2010年)335頁
  6. ^ 三男平四郎が『基督教評論・日本人民史』(岩波文庫)に添えた校注の中に記されている、p.382。
  7. ^ a b 陳璐 (CHENLU)「北村透谷における文学と社会 : その接点と距離」『東京外国語大学日本研究教育年報』第21巻、東京外国語大学日本専攻、2016年、55-72頁、ISSN 2189-311XNAID 120006356910 
  8. ^ 人生に相渉るは何の謂ぞ - 青空文庫
  9. ^ 岡部隆志「近代の発生・北村透谷論-「人生相渉論争」を読む-」『明治大学日本文学』第16号、明治大学日本文学研究会、1988年8月、6-19頁、ISSN 0289-2995NAID 120001441461 
  10. ^ 坂本「山路愛山」
  11. ^ 「史学論」1900年明治33年)
  12. ^ 山路愛山『日本人民史』(1966年
  13. ^ 山路愛山『韓山紀行』72ページ(岩波書店1964年
  14. ^ 李英淑『いくつもの日本』254ページ
  15. ^ 『支那論』(民友社、1916年
  16. ^ 「独語」1891年明治24年)9月
  17. ^ 「大石内蔵介」1893年明治27年)


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山路愛山

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支那分割論」の記事における「山路愛山」の解説

一方1916年に山路愛山は内藤説に反論した支那論』を執筆し郷党・父老を中国市民階層とみなす内藤説を否定して中国市民階層中流階層が十分育っておらず、また長い間中国のみで彼らが知る全世界構成出来たことが、民衆において権利に対して国家に対して自覚乏しいことが、中国において革命進展しない原因最大のものであり、孫文考えには好意的であるものの、時代的余りにも早すぎてその行動単なる吠えに過ぎない批判したその上で庶民自覚して士大夫層と対立するうになるまでは、皇帝政治継続させてでも国の統一維持する必要があり、それが共和革命実現への早道論じ分割論を牽制している。

※この「山路愛山」の解説は、「支那分割論」の解説の一部です。
「山路愛山」を含む「支那分割論」の記事については、「支那分割論」の概要を参照ください。

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