国民之友とは? わかりやすく解説

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こくみんのとも【国民之友】

読み方:こくみんのとも

総合雑誌明治20年(1887)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊民友社発行平民主義掲げ進歩的な社会評論を主にしたが、のち国家主義転じ明治31年(1898)廃刊


国民之友

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 05:13 UTC 版)

国民之友』(國民之友、こくみんのとも)は、1887年明治20年)創刊、1898年(明治31年)廃刊の月刊雑誌(一時週刊となった)。発刊元は徳富蘇峰の設立した言論団体の民友社である。


注釈

  1. ^ 熊本大江義塾をひらき郷里の青年の教化にあたっていた徳富蘇峰は、リチャード・コブデンジョン・ブライト英国ヴィクトリア朝自由主義的な思想家に学び、自由民権運動を思想的にリードした馬場辰猪などの影響も受けてこのような思想を形成していった。処女作『明治廿三年後ノ政治家ノ資格ヲ論ス』(自費出版)も出世作となった『将来之日本』(経済雑誌社)もともに蘇峰が熊本時代に執筆したものである。
  2. ^ ウイリアム・グラハムの『新旧社会主義』やジョン・レーの『現時の社会主義』によりながら社会主義原論・歴史を体系的に叙述し、社会主義入門書として当時の青年に影響を与えた。海野(1992)pp.262-263

参照

  1. ^ 杉井(1989)
  2. ^ 王(2016)、304-306頁。
  3. ^ a b c d e 西田(1979)p.500
  4. ^ a b 京谷(2004)
  5. ^ a b c 松岡正剛の千夜千冊:徳富蘇峰『維新への胎動』
  6. ^ 遠山(1979)pp.231-232
  7. ^ 隅谷(1974)p.173
  8. ^ 海野(1992)p.51
  9. ^ 久恒(2011)p.27
  10. ^ 隅谷(1974)p.60。原出典は『第二嶺雲揺曳』
  11. ^ 明治翻訳文学全集<<新聞雑誌編>>および明治翻訳文学全集<<翻訳家編>>


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