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じゆう-しゅぎ ―いう― 4 【自由主義】
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自由主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/09 06:17 UTC 版)
自由主義(じゆうしゅぎ、英: liberalism、リベラリズム)とは、政治や経済などにおける思想や運動や体制の類型のひとつ。
啓蒙思想から生まれた近代思想の一つであり、人間は理性を持ち従来の権威から自由であり自己決定権を持つとの立場から、政治的には「政府からの自由」である自由権や個人主義、「政府への自由」である国民主権などの民主主義、経済的には私的所有権と自由市場による資本主義などの思想や体制の基礎となり、またそれらの総称ともなった[1]。自由主義は政治や経済における多元主義でもある。自由主義の対比語は、政治学的には権威主義や全体主義、経済的には社会主義の計画経済などの集産主義である。
「自由主義」や「リベラリズム、リベラル」という思想や用語は、時代や地域や立場などにより変化している。初期の古典的自由主義(Old Liberalism)はレッセフェールを重視して政府の権力を最小化する立場が多かったが、20世紀には社会的公正を重視して社会福祉など政府の介入も必要とするニューリベラリズム(New Liberalism、社会自由主義)が普及した。アメリカ合衆国や日本では「リベラル」という用語は、この社会自由主義の意味で使われる場合が多く[2][要高次出典]、穏健な革新を目指す立場(中道左派)だとされる[3]。この「リベラル」に対して本来の自由主義的な側面を強調する表現がリバタリアニズム(libertarianism)で、特に経済的に古典的自由主義を再評価する立場を新自由主義(ネオリベラリズム、Neoliberalism)とも呼ぶ。
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- ^ アダム・スミスは、見えざる手は著書において1度しか使用しておらず特に重要視もしていなかったという主張がある一方で、個人の経済的自由の追求は社会の福利厚生に貢献するとの記述は何度も展開されるとの反論が存在する。
- ^ ロールズの第1原理では、各個人は、他者の自由と両立しうる限り、基本的な自由を平等に享受するとしている。
- ^ なお、政府ではなくローカル共同体などの中間集団による再分配と相互扶助を主張する思想としてアナキズムがある。
- ^ この労働の果実としてのロック的な所有権は実際の歴史では特に不動産の場合においては稀であった。
- ^ 価値多元論をきわめて強く解釈したジョン・グレイは、固定化できない「自由」という論争的概念の追求は、多様な自我や差異の存在と真っ向から対立するものであるとして、自由主義はイデオロギー化できないという考え方を示している。ことにロールズの自由主義契約論は「社会的基本財」、すなわち自由の追求を前提に据えた議論であり、それゆえにロールズが示す「無知のヴェール」を纏った「閉じた社会」に対して、自由を是とする「開かれた社会」の優位性を前提とするこの議論の進化論的性格を、グレイは論理的に破綻していると結論している(ジョン・グレイ,2001,『自由主義論』,ミネルヴァ書房)。
- ^ ブリタニカ百科事典「個人主義の権利や自由を強調し、政府の権力の制限を求める政治的・経済的な主義 (Political and economic doctrine that emphasizes the rights and freedoms of the individual and the need to limit the powers of government.)」
- ^ 自由主義とは - はてなキーワード
- ^ goo辞書 提供元:デジタル大辞泉
- ^ 神田外語大学「語源のたのしみ」第38回2004年1月 石井米雄[1]
- ^ 平野仁彦ほか (2002)「法哲学」有斐閣
- ^ Keynes, John M. (1926) The End of Laissez-Faire.
自由主義と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
「自由主義」の用例一覧
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戸坂潤 日本イデオロギー論 ——現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 (青空文庫)
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キリスト教とリベラリズム (Wikisource)
はリベラリズム(自由主義)と呼ばれている。しかしながらこの両者はともに不完全なる名称である。特に後者の如きはいかがわしき名称である。自由主義と名づけられたるこの運動は、それを奉ずる人々によってのみ「自由」とみられ、その...
ja.wikisource.org/wiki/キリスト教とリベラリズム
自由主義に関連した本
- 新自由主義の復権 - 日本経済はなぜ停滞しているのか (中公新書) 八代 尚宏 中央公論新社
- 新自由主義―その歴史的展開と現在 デヴィッド ハーヴェイ 作品社
- ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書) 池田 信夫 PHP研究所
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