山梨勝之進とは? わかりやすく解説

山梨勝之進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 21:14 UTC 版)

山梨 勝之進(やまなし かつのしん、1877年明治10年〉7月26日 - 1967年昭和42年〉12月17日)は、日本海軍軍人海兵25期次席・海大5期。最終階級は海軍大将従二位勲一等


注釈

  1. ^ 戦前の学習院宮内省が管轄する官立学校であり、学習院長は勅任官たる官吏であった[2]
  2. ^ 出典には「田島道治氏が宮内庁長官(昭和23年〜昭和28年)であった間、」とある[22]

出典

  1. ^ 半藤 2013, 位置No. 2020-2043, 山梨勝之進 ロンドン条約に殉じる
  2. ^ 学習院官制ヲ改定ス(明治22年12月4日)」 アジア歴史資料センター Ref.A15111815100 
  3. ^ 書10 | 海上自衛隊幹部学校”. 海上自衛隊幹部学校. 2020年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月25日閲覧。
  4. ^ a b c d e 半藤 2013, 位置番号 4643-4653、海軍大将略歴:山梨勝之進
  5. ^ 工藤 2013, pp. 47–48, 第一章「海軍青年士官」-第一節「海軍士官となる」-「海兵卒業と遠洋航海」
  6. ^ 秦 2005, pp. 663–665, 第3部-II海軍-5.海軍兵学校卒業生
  7. ^ 秦 2005, pp. 641–660, 第3部-II海軍-1.海軍大学校甲種学生
  8. ^ 井上成美伝記刊行会『井上成美』pp資310-311
  9. ^ 『昭和史の軍人たち』p301
  10. ^ a b 山梨 1981, pp. 182–184, 第3話 ワシントン・ロンドン海軍軍縮会議 - 5. 統帥権問題
  11. ^ 野村 1996, pp. 22–24, 第一部 天皇と伏見宮 - ロンドン軍縮条約をめぐる対立 - 伏見宮の心情
  12. ^ a b c 工藤 2013, pp. 227–229, 第四章 学習院長時代 - 第一節 学習院長に就任 - 勝之進に白羽の矢立つ
  13. ^ a b 工藤 2013, pp. 87–93, 第一章「海軍青年士官」-第一節「海軍士官となる」-「家庭人としての勝之進」
  14. ^ 『朝日新聞』1946年2月10日一面。
  15. ^ 『朝日新聞』1952年3月15日朝刊一面。
  16. ^ 『回想の海軍ひとすじ物語』p150
  17. ^ a b c d e f g h i 中村悌次. “海洋安全保障の調査研究活動 ー 提督達の遺稿(中村悌次)- 「山梨勝之進先生を偲ぶ」”. 水交会. 2020年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月9日閲覧。
  18. ^ 工藤 2013, pp. 1–17, 「はじめに」
  19. ^ a b c d 工藤 2013, pp. 340–346, 第四章「学習院院長時代」-第二節「皇太子明仁の学習院初等科入学」-「最晩年の勝之進-海上自衛隊幹部学校の講義に最後の情熱を傾ける」
  20. ^ 若槻 1983, 第三章 政党時代 - ロンドン会議-浜口内閣 - 軍縮の犠牲、山梨
  21. ^ 沈黙の提督井上成美真実を語る』pp.9-11
  22. ^ a b c d e 工藤 2013, pp. 1–17, はじめに
  23. ^ a b c d 池田清 『日本の海軍(下)』 朝日ソノラマ文庫(航空戦史シリーズ)、1987年、100頁。
  24. ^ a b c d e f 雨倉孝之 『海軍士官入門』 光人社NF文庫、2007年、364-365頁。
  25. ^ 橋口 1976, p. 217
  26. ^ 小原國芳『教育と我が生涯 小原國芳』 南日本新聞社 編、玉川大学出版部、1977年11月。ISBN 9784472028724
  27. ^ 山梨大将像”. 海上自衛隊幹部学校. 2018年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月23日閲覧。
  28. ^ 工藤 2013, pp. 27–34, 第一章「海軍青年士官」-第一節「海軍士官となる」-「青葉城下の幼年時代」
  29. ^ 現役海軍士官名簿 昭和2年2月1日調』(国立国会図書館デジタルコレクション)海軍省、4頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1905451 
  30. ^ 『官報』第705号「叙任及辞令」1899年3月11日。
  31. ^ 『官報』第5233号「叙任及辞令」1900年12月10日。
  32. ^ 『官報』第6142号「叙任及辞令」1903年12月21日。
  33. ^ 『官報』第7640号「叙任及辞令」1908年12月12日。
  34. ^ 『官報』第159号「叙任及辞令」1913年2月12日。
  35. ^ 『官報』第1324号「叙任及辞令」1916年12月29日。
  36. ^ 『官報』第2839号「叙任及辞令」1922年1月21日。
  37. ^ 『官報』第4045号「叙任及辞令」1926年2月20日。
  38. ^ 『官報』第1212号「叙任及辞令」1931年1月16日。
  39. ^ 『官報』第1827号「叙任及辞令」1933年2月3日。
  40. ^ 『官報』第1868号「叙任及辞令」1933年3月25日。
  41. ^ 『官報』第402号「叙任及辞令」1913年11月29日。
  42. ^ 『官報』第1189号・付録「叙任及辞令」1916年7月18日。
  43. ^ 『官報』第2978号「叙任及辞令」1922年7月6日。
  44. ^ 『官報』第3856号「叙任及辞令」1925年7月1日。
  45. ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
  46. ^ 『官報』第1455号「叙任及辞令」1931年11月4日。
  47. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
  48. ^ 『官報』第1293号「叙任及辞令」1916年11月22日。
  49. ^ 『官報』第2944号「叙任及辞令」1922年5月27日。
  50. ^ 『人事興信録 第16版 下』(人事興信所、1951年)や57頁


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山梨勝之進

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堀悌吉」の記事における「山梨勝之進」の解説

1930年昭和5年)のロンドン海軍軍縮会議妥結のため、直属部下であった堀(当時海軍省軍務局長海軍少将と共に身命賭した、山梨勝之進(兵25期。当時海軍次官海軍中将。)は、1959年昭和34年5月12日に堀が死去した際、告別式弔辞において、堀の頭脳人格下記のように称えた明敏英邁であり、遠く群を絶する瞬時にして条理明晰、「電光影裡春風」の趣きあり。加藤元帥、浜口首相、関係外務当局深く信頼する所。相識民間知人言論界称賛する所。明鏡如き叡智、実に醇乎として醇の醇なるもの。中庸大道即し脳裡胸中光風明月洒々落々として澄み渡り片付き切っていた。温情深く友誼に厚い。各方面多彩親友。又稀有理知的才能、裕かなる文化愛好趣味高風清節国士として風格、実に昔の魯仲連蘇東坡を思はしむる。 — 山梨勝之進、 同じく山梨勝之進は、堀が死去する1年前の昭和33年1958年)に堀と会食した際に、下記のように言ったという。 堀君、君死ぬるなよ。以前にもいったが、君が死ぬるとぼくの生きて価値が、半分いや七割なくなってしまうからな。 — 山梨勝之進、

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