大石氏とは? わかりやすく解説

大石氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 14:45 UTC 版)

大石氏(おおいしし)は、日本氏族清和源氏義仲流(血統は藤原北家秀郷流とも)と称した信濃国佐久郡大石郷の大石氏は室町時代関東地方で活躍し、戦国時代には武蔵国守護代となる。


注釈

  1. ^ 南佐久郡幕府領(中之条代官所)八郡村大石、長野県畑八村大石、八千穂村~05: 佐久穂町大字八郡大石。大石川が流れる。千代里の小字に大石川がある
  2. ^ 長曾我部氏と同様、秀吉は後北条氏にも一国のみ(伯耆国、氏直の死後は河内国)安堵の予定だったともされる。
  3. ^ 大石守親大石守仲はこの家系と称する。
  4. ^ 小田原衆所領役帳に「油井領」とあり、氏照発給文書にも「由井衆」の名前が複数見られる。
  5. ^ 大石良恭には実子が何人もおり、当時も大石良雄の血を引く者がいたにも拘らず、大石家の家督は継げなかった。神沢杜口三田村鳶魚が理由を諸説挙げているが、真相は不明である。

出典

  1. ^ 福島県伊達市公式web「だて市政だより2009年」より『名所旧跡を訪ねて』「第6回 上杉ゆかりの文化財(4). 保原城(保原地区)」(2013.7.8)
  2. ^ 『講談社日本人名大辞典』(講談社、2001年)
  3. ^ 齋藤慎一「戦国期『由井』の政治的位置」(初出:『東京都江戸東京博物館研究報告』第6号(2001年)/所収:齋藤『中世東国の道と城館』(東京大学出版会、2010年)第13章)
  4. ^ 黒田基樹『戦国北条家一族事典』(戎光祥出版、2018年) ISBN 978-4-86403-289-6 P65.
  5. ^ 加藤哲「後北条氏の南武蔵進出をめぐって」『戦国史研究』6号(1983年)/所収:浅倉直美 編著『シリーズ・中世関東武士の研究 第三一巻 北条氏照』(戒光祥出版、2021年)ISBN 978-4-86403-377-0 2021年、P214-219.
  6. ^ 泉岳寺 鎌田豊治「大石家の墓」(「忠臣蔵史蹟辞典」2008年、中央義士会)。
  7. ^ 本田伸「元禄赤穂事件の周辺」(『東京と青森』2021年4月号)
  8. ^ 大石良饒『大石家系図正纂』には山鹿校尉(津軽正方)や佐藤帯刀ら、弘前藩の山鹿系重臣の悪口「奸佞邪曲ノ者」などと書かれている。
  9. ^ 『中央義士会報』(2021年)10ページ


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大石氏

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草花村」の記事における「大石氏」の解説

南北朝時代には、上杉憲顕・能憲に仕えていた信濃国大石信重1352年南朝正平7年北朝文和元年)の碓氷峠戦いなどの戦功によって1356年南朝正平11年北朝延文元年)に入間多摩郡内十三郷を与えられ武蔵国目代職に補任され、以後大石氏の支配下に入る。 戦国時代、大石氏は河越合戦における敗北きっかけとして北条氏軍門降り北条氏康次男氏照を養子迎えて滝山城北条氏に譲ることにより秋川及び多摩川中流域北条氏支配下に移ることとなる。

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