大村 (三木市)とは? わかりやすく解説

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大村 (三木市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 01:23 UTC 版)

日本 > 兵庫県 > 三木市 > 大村 (三木市)
大村
日本
都道府県 兵庫県
市町村 三木市
地区 久留美地区
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
673-0404

大村(おおむら)は、兵庫県三木市大字。旧・美嚢郡久留美村大字大村、旧・美嚢郡三木町大字大村。郵便番号は673-0404。

地理

谷大膳の墓から地内の街並みを望む
神戸電鉄粟生線の大村駅周辺の街並み
大村にある新興住宅地

三木市久留美地区の西側に位置し、美嚢川下流右岸の播磨平野の一部、山陽自動車道三木小野インターチェンジから国道175号(三木バイパス)を南側に500mの場所に位置している。北側の丘陵地は小野市と接している。大村一丁目の住居表示実施区域と未実施区域が混在する。三木市中心部の西側の玄関口として機能している。[1]第二次世界大戦後に神戸電鉄粟生線大村駅が開業すると、宅地開発が進み、南側は金物卸売団地になったが、1974年頃までは農業地帯として残されていた。[1][2]1974年頃から大規模な店舗が進出すると三木市街地の西側にあり、市街地に近接していることから、徐々に市街化が進み、店舗が増加した。更には1996年に山陽自動車道三木小野インターチェンジが開通すると近くにあることから好立地になり、店舗がさらに増えた。三木市の都市計画により、玄関口として「大村商業拠点」として開発され、主に三木小野インターチェンジ・兵庫県道360号正法寺三木停車場線を核に商業施設が進出している。[1][2]東側は平田・西側は別所町近藤鳥町・南側は別所町高木・北側は小野市樫山町匠台と接する。飛び地として山陽自動車道三木サービスエリア上り線(店舗・休憩施設部分とガソリンスタンド[3])がある[4]

住居表示実施区域

美嚢川下流から北側に位置している。三木市の都市計画により、「大村商業拠点」として機能しており、1丁目を新設した。ナフコ三木店などの商業施設・まいどおおきに食堂(大村食堂)などの飲食施設が進出し住宅開発が行われている。[5]

住居表示未実施区域

南側は元々農業地帯であったが、三木市の都市計画により、「大村商業拠点」に該当しており、現在はイオン三木店などの商業施設が進出している。三木金物卸売団地が立地し、兵庫県道360号正法寺三木停車場線の沿線にはイオン三木店などの商業施設が立地している。中央部は古くからの住宅地と農地であり、谷大膳の墓・神戸電鉄粟生線大村駅大村病院が立地している。西側は国道175号(三木バイパス)と兵庫県道360号正法寺三木停車場線の交点に位置しており、三木市の中心部の西側の玄関口として機能している。大村駅から山陽自動車道から南側は平野部であり、農地と住宅地が混在している。山陽自動車道から北側は小野市との境界になっている。山地である。谷間に金剛寺谷川が流れており、農業地帯である。また、金剛寺が立地している。[6][7][8][9][10][11][12][5] 三木サービスエリア上り線(大門1067-110、ガソリンスタンドは1067-110[13])もこちらである。

歴史

江戸時代初頭には姫路藩領であったが、1617年からは明石藩領である。三木地区の西側の農業地帯として発展していた。[9][10][2]

地名の由来

古くから開けており、現在の鳥町と合わせて、「大鷲村」と呼ばれていたが、村の規模が大きくなったことから、西側を鳥町に東側を大村へと分割された。ただし、「美嚢郡誌」では「白鳥ノ社」と呼ばれていた。由来は不明であるが、大きな村ではないことは確かである。[6][5][7][8][9][10][11][12]

沿革

字域の変遷

実施前 実施年 実施後
美嚢郡久留美村大字大村 1951年3月15日 美嚢郡三木町大字大村
美嚢郡三木町大字大村 1954年6月1日 三木市大村

小・中学校の学区

三木市立平田小学校
大字[20] 番地[20] 小学校[20] 中学校[20]
大村 全域 三木市立平田小学校 三木市立三木中学校

交通

鉄道

バス

道路

施設

公園

場所 名称[21] 画像 面積(ha)[21] 計画決定[21] 事業認可[21]
小字砂 大村公園 0.10 1984年9月10日 1984年10月23日
小字高柳 大村第二公園 0.17 1995年10月3日 なし

商業施設

三木市の都市計画によって計画された「大村商業拠点」の商業施設群
大村商業拠点の街並み

三木市の都市計画により、「大村商業拠点」として開発され、商業施設が進出している。1974年頃に大規模な店舗が当地に進出したのを機に農業地帯から商業地帯として発展している。[5]商店が集中している場所は主に三木小野インターチェンジ・兵庫県道360号正法寺三木停車場線の沿線に立地している。神戸電鉄粟生線大村駅などの公共交通機関からは離れており、国道175号線沿いに近く、自家用車で来店することを前提に三木市・周辺の自治体を商圏とする目的で進出している。[11][1]

過去に存在した施設

祭事

人物

参考文献

  • 角川書店 編『角川日本地名大辞典 兵庫県』(初版第1刷)、1988年9月。ISBN 978-4040012803 
  • 小野高速印刷株式会社 編『久留美村誌』(初版第1刷)進藤輝司、2011年3月15日。 
  • 橘川真一 編『地名でたどる小さな歴史II』(第一冊発行)神戸新聞総合出版センター、2008年7月30日。ISBN 978-4-343-004758 
  • 播中社印刷所 編『三木の地名録』(初版第1刷)福本錦嶺、2003年1月1日。 
  • 総合計画ジャイロ 編『発展の町』(初版第1刷)三木市大村南西部土地区画整理組合、1996年10月。 

脚注

  1. ^ a b c d 発展 p14
  2. ^ a b c 発展 p26
  3. ^ https://www.mapion.co.jp/m2/34.81791462,134.98048772,16
  4. ^ https://www.w-holdings.co.jp/sapa/2341.html
  5. ^ a b c d 三木市都市計画マスタープラン”. 三木市. 2012年8月14日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 久留米 p7
  7. ^ a b c 三木 地名 p67
  8. ^ a b c 三木 地名 p68
  9. ^ a b c d e f g h 地名 歴史 II p132
  10. ^ a b c d e f g h i j k 地名 歴史 II p133
  11. ^ a b c d e f g h 兵庫県広報 第1906号 2007年8月31日”. 兵庫県. 2012年10月13日閲覧。
  12. ^ a b 角川 p1929
  13. ^ https://usappy.jp/ss_corp/337237
  14. ^ 市町村の廃置分合”. 三木市例規集. 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月12日閲覧。
  15. ^ a b 付録”. 三木市. 2012年8月14日閲覧。
  16. ^ a b 平成23年度三木市統計書付録1”. 三木市. 2012年10月13日閲覧。[リンク切れ]
  17. ^ a b 平成22年度三木市統計書付録1”. 三木市. 2012年10月13日閲覧。[リンク切れ]
  18. ^ a b 平成21年度三木市統計書付録1”. 三木市. 2012年10月13日閲覧。[リンク切れ]
  19. ^ a b 三木夏祭り花火大会を当分の間休止させていただきます。 Archived 2009年7月19日, at the Wayback Machine.
  20. ^ a b c d 公立小学校・中学校の校区一覧”. 三木市教育委員会 学校教育課. 2019年10月6日閲覧。
  21. ^ a b c d 都市計画の概要”. 三木市. 2012年10月23日閲覧。



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