飛地
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飛地(とびち、飛び地)とは、一つの国および地域の領土や行政区画、町会等のうち、地理的に分離している一部分である。土地の一部が「他所に飛んでいる」と見られることからこう呼ばれる。
注釈
- ^ 面積およそ7000平方メートル、人口は無く、土地の所有者は一つ外側のバングラデシュ領に住む農夫で、農地にしていた。
- ^ ダハラ・カグラバリはバングラデシュに譲渡された。
- ^ a b c d 飛地の生成には太閤検地が絡んでいる。詳細は大阪国際空港#歴史を参照のこと。
- ^ a b c 詳細は大阪国際空港#空港内の飛地の「近代以後」を参照のこと。
- ^ 関西国際空港#今後の構想等を参照のこと。
- ^ 他の名古屋市へ直接行ける道路は存在しない。(北緯35度11分57秒 東経137度1分27秒)
- ^ 道路一本で市境はつながっている。(北緯34度44分2.9秒 東経135度37分43.1秒)
- ^ “K2―飛地の一覧―解消された飛地”. 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月16日閲覧。
- ^ ただし、現在でも陸路で浅子町・小佐々町と佐世保市中心部との間を最短距離で移動するためには、佐々町を経由しなければならない事情は変わらない。
出典
- ^ a b c 吉田一郎『世界飛び地大全-不思議な国境線の舞台裏』社会評論社、2006年。ISBN 978-4784509713。
- ^ a b c d e 浅井建爾『日本列島飛び地の謎』廣済堂出版、2008年。ISBN 978-4331513477。
- ^ 服部倫卓・越野剛編著 『ベラルーシを知るための50章』 明石書店、2017年。P277
- ^ “野付半島はなぜ先端部だけ別海町なのか? – 北海道ファンマガジン[ファンマガ]”. 北海道ファンマガジン (2010年11月22日). 2018年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月16日閲覧。
- ^ a b 国土交通省 中部地方整備局. “KISO特別号 木曽三川 歴史・文化の調査研究史料 明治改修完成百年特別号” (PDF). 2022年7月5日閲覧。
- ^ これら4箇所の飛地は、市域確定時に該当する土地の所有者が住んでいた市に帰属したため。朝日放送ムーブ!の「ムーブ!の疑問」より。
- ^ 「 尼崎市と西宮市の間で市域の一部を交換をしたことがあると聞いている。いつごろ、どういう理由で、どの土地を交換したのか?」(尼崎市立歴史博物館 地域研究史料室 “あまがさきアーカイブズ”) - レファレンス協同データベース 2013年7月20日(2016年3月5日閲覧)。
- ^ 平成17年鹿児島県告示第1871号(町の区域の設定及び変更)
- ^ “総務省|衆議院議員選挙区画定審議会|第20回衆議院議員選挙区画定審議会”. 総務省. 2021年10月25日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2016年12月22日). “衆院選区割り 市区町村分割せず 飛び地なし”. 産経ニュース. 2021年10月25日閲覧。
- ^ “区割り変更地図 表面 和歌山県”. 総務省. 2021年10月25日閲覧。
- ^ “区割り変更地図_表面_神奈川県横浜市・川崎市”. 神奈川県. 2021年10月25日閲覧。
- ^ “船橋・丸山地区 4区→13区編入 「飛び地」解消も住民困惑:千葉(衆院選2017):東京新聞(TOKYO Web)”. 東京新聞 TOKYO Web. 2021年10月25日閲覧。
「飛び地」の例文・使い方・用例・文例
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