内モンゴルとは? わかりやすく解説

内モンゴル自治区

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 01:57 UTC 版)

内モンゴル自治区(うちモンゴルじちく、モンゴル語: ᠥᠪᠦᠷ
ᠮᠣᠩᠭ᠋ᠤᠯ ᠤᠨ
ᠥᠪᠡᠷᠲᠡᠭᠡᠨ
ᠵᠠᠰᠠᠬᠤ
ᠣᠷᠤᠨ
, モンゴル語ラテン翻字: Öbür Moŋɣol-un öbertegen jasaqu orunキリル文字表記: Өвөр Монголын Өөртөө Засах Орон中国語: 内蒙古自治区拼音: Nèi Měnggǔ Zìzhìqū英語: Inner Mongolia)または内蒙古自治区は、中華人民共和国の内陸部に位置するモンゴル族自治区である。


注釈

  1. ^ 現在の内モンゴル自治区の中心都市フフホトは、この頃につくられた都市である。
  2. ^ 習近平は名目上、内モンゴル自治区の代表(議員)として第13期全人代中国語版に出席している[25]

出典

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  3. ^ Burensain, Borjigin『内モンゴルを知るための60章』Tsuneaki Akasaka, 赤坂恒明、明石書店、東京、2015年、22頁。ISBN 978-4-7503-7081-1OCLC 952119326https://www.worldcat.org/oclc/952119326 
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「内モンゴル自治区」の続きの解説一覧

内モンゴル(中国・内蒙古自治区)

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モンゴル系民族」の記事における「内モンゴル(中国内蒙古自治区)」の解説

詳細は「モンゴル族 (中国)」を参照在中国領である内モンゴル自治区は、清朝時代に「内蒙古ないもうこ)」と呼ばれ、もともとはモンゴル帝国北元)の中心地でチャハル・モンゴルの支配であったが、17世紀清に編入され以降中国となっている。現在もなお「内蒙古」と呼ばれているが、上記理由からモンゴル人自身では「南(オボルモンゴル」と呼ばれている。人口モンゴル国外モンゴル対しモンゴル系モンゴル族が1割であり、残り8割が漢族占められており、文化的に漢化進みモンゴル語解さないモンゴル族もいる。文字伝統的な縦書きモンゴル文字使用する

※この「内モンゴル(中国・内蒙古自治区)」の解説は、「モンゴル系民族」の解説の一部です。
「内モンゴル(中国・内蒙古自治区)」を含む「モンゴル系民族」の記事については、「モンゴル系民族」の概要を参照ください。


内モンゴル

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中国の少数民族」の記事における「内モンゴル」の解説

内モンゴル自治区参照のこと。

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「内モンゴル」を含む「中国の少数民族」の記事については、「中国の少数民族」の概要を参照ください。


内モンゴル

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アイマク」の記事における「内モンゴル」の解説

詳細は「アイマク (内モンゴル)」を参照 内モンゴル自治区におけるアイマクは、通常地元では中国語で盟(ピン音: méng)と訳されている県レベル行政区画で、内モンゴルから見ると第1級中国全体から見ると第2級行政区画である。現在内モンゴルには3つのアイマクシリンゴル盟ヒンガン盟アルシャー盟)が存在する。内モンゴルの各アイマクはさらに旗(モンゴル語でkhoshuu)に、旗はさらにソム中国語苏木)に分割されている。 清の時代、内モンゴルは地方王侯諸侯率い遊牧民共同体集合体モンゴル語でchuulga、中国語で盟)が6つ存在した1949年以降モンゴル国除きこの構成おおむね継承されたが、名称はchuulgaからアイマク変更され数個アイマク追加された。1980年代始めに、大半アイマク地級市再編された。

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