便座
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シャワートイレシートタイプ(温水洗浄便座)PASSO2002年に初代のE30型を発売。TOTOのアプリコットに非常に似たデザインとなっている。2011年当時は上位機種は節電機能を強化した「Wタイプ」で、瞬間湯沸かし式。リモコン付で、便器の自動洗浄にも対応。さらっと便座などサティスにて先行した機能も備える。下位機種は貯湯式で、継ぎ目のないキレイ便座を採用。2013年にモデルチェンジを行い、すべての機種が瞬間式となったほか、便座や便ふたに断熱材を内蔵して保温力を高めた「省エネ便座」となった。上位機種のEA14グレードにはシャープのプラズマクラスターを用いた鉢内除菌機能を搭載。 2017年10月にモデルチェンジ(EA20型)され、全ての機種の脱臭機能を5代目「サティス」と同じ「エアシールド脱臭」となり、リモコンは日本レストルーム工業会が策定したトイレの標準ピクトグラムに対応。EA22/EA23/EA24グレードには「ノズル除菌」も搭載された。 Kシリーズ貯湯式、本体スイッチ式。リモコンは別途対応。豊富な洗浄水量が特徴で、2011年モデルからキレイ便座となった。K43・41はKBシリーズにモデルチェンジする形で2013年生産停止。 KA・KBシリーズ2013年2月発売。KAシリーズは壁リモコン式、KBシリーズは本体スイッチ式(壁リモコン対応可能)。便座の表と裏を接着するときにできる継ぎ目を無くした独自技術の「キレイ便座」を採用し、便座裏には防汚効果がある素材を使用。ノズル周りは汚れがかかりにくい位置に配置した「スッキリノズルシャッター」を搭載し、ノズルの先端を交換できる「ノズル先端着脱」を新たに採用した。温風乾燥なしタイプのKA21/KB21グレード、温風乾燥搭載タイプのKA22/KB22グレードの2タイプが用意される。 2015年2月にはこれまで上級機種の「パッソ(EA14グレード)」のみに搭載されていた鉢内除菌機能を搭載したKA23/KB23グレードを追加発売した。 PA・PBシリーズ(パブリック用)貯湯式、PAシリーズは壁リモコン式、PBシリーズは本体スイッチ式。女性用と男性用がある。女性用はビデと擬音装置が設置され、男性用はそれが省略されている。 スリムタイプ(パブリック用)PASSOのパブリック向商品。上位機種はEA11、下位機種はKA21グレードをベースとする。 ホテル用U・U3E・US・UHシリーズホテル用はユニットバスの給湯配管を利用してお湯を供給する。U3Eシリーズは、無電源タイプでシャワートイレおよびビデ機能に絞ったタイプ(電源がないので暖房便座機能がない)。 暖房便座・脱臭暖房便座 普通便座・親子便座(便ふたに代わり幼児用便座が付く) リフレッシュサティス2010年4月発売。「サティス」の交換用機能部。初代モデルと2代目モデルで交換が可能で、既存の機能部を取り外して本品に載せ替え、止水栓と給水ホースを交換するだけで使用でき、3代目モデルに搭載されているおしりワイドS洗浄、おしりマッサージ洗浄、スーパーワイドビデ洗浄、スッキリノズルシャッター、ノズルそうじ、省エネ暖房便座(SS8Eグレードのみ)/キレイ便座(SS5/SS6グレード)を備えたトイレにバージョンアップできる。 2016年4月より若干仕様が変わったが、リモコンなど一部がグレードダウンされている。(リモコンはシャワートイレKAなどと同一である)
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