付け爪の種類 (形式別)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 16:06 UTC 版)
「ネイルアート」の記事における「付け爪の種類 (形式別)」の解説
ネイルチップ いわゆる付け爪といえばこれを指すことが多い。工業的に爪の形に成型された曲面状の小片。多くはアクリル樹脂製が用いられる。個人の好みや指・自爪の形に合わせてさまざまな大きさや形状のものが市販されている。 両面テープや専用の接着剤で自爪に貼り付けて使用する。あらかじめデザインされた物もストックしておく事が出来るため、手早く脱着して対応できる。ネイルサロンに行くことなしに爪を彩る事が出来る。 スカルプチュア 元来「彫刻(スカルプチャー sculpture)」という意味の英語であるが、ネイル用語としては、可塑性の樹脂素材を、自爪の上に練りつけたり、補助的な台紙(ネイルフォーム)の上で自爪の先端から延長(イクステンション、長さ出し)し、付け爪を形成することである。粘土細工のように立体的な造形をする事もできる。補助医療目的で変形変色した爪を矯正、保護する目的で用いられることもある。(日本のネイリストの口語では略して、スカルプと言うこともあるが、頭皮の意味のスカルプ scalp とは、英語綴りが異なる) チップオーバーレイ ネイルチップとスカルプチュアの中間的なもので、自爪の先端数ミリのみで無装飾のハーフウェルと呼ばれるチップを接着し、スカルプチュア 素材で繋ぎ目ごと上から覆う。これによれば、作業が容易で短時間で形のきれいな長さ出しができる。 シルクラップ これもネイルチップとスカルプチュアの中間的なもので、自爪に無装飾のチップを接着し、シルクやファイバーグラスでこれを覆い、さらにその上からスカルプチュア的な素材を塗り重ねる。これによれば、自爪を繊維により補強し、美しい表面を作りだせる。また、割れた自爪の補修にも使える。
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付け爪の種類 (素材別)
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「ネイルアート」の記事における「付け爪の種類 (素材別)」の解説
アクリル アクリル樹脂を素材とするもの。上記の形式のどれにも当てはまる。形状を意図したように施術でき特長があり、シャープなフォルムを作りやすい。注意すべきは、メタメチルアクリレート(MMA)と呼ばれる、自爪へのスカルプチュアに適さない種類のアクリル樹脂で、これは過度に硬く自爪への負担が大きく、また除去が除去液アセトンによっても溶けないため、削り落とす除去方法しかなく、削る際に、自爪の表面をも削りとらざるを得ないものである。材料コストが安いため、外国の一部のサロンでは今なお使用されているが、自爪を傷めることになるものである。 ジェル ウレタンアクリル樹脂などを主な成分とするジェル状の素材で作るもの。ジェルのメーカー各社ごとに多様な製品が出ており、一般的に紫外線灯(UVランプ)を用いてジェルを硬化させる。ジェルには、大別して、ハードジェルとソフトジェルがある(「ソークオフジェル」はソフトジェルのことを「除去液に浸して取れるジェル」という特徴を名前に表現した別称。「バイオジェル」、「カルジェル」は、共に世界的なソフトジェルメーカーのブランド固有名称)。ソフトジェルは、それ自体のみでネイルの長さをセンチ単位で出すことには向いておらず、ネイルサロンでは通常、2 - 3ミリの長さまでとしているところが多い。
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