五凶星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 16:27 UTC 版)
「ReMember (漫画)」の記事における「五凶星」の解説
上海マフィアとその幹部の通称。幹部の戦闘能力は非常に高くその能力を買われ、一度目の博物空間では日当1000円(10円札一枚で飲みに行けた時代に現代の15万円相当)で蒼龍会に加担し賞金首を狙う。 なお、賞金首はその首1つで10万円(最低でも現代の1500万円以上だが終戦直後の紙幣価値の変動により現代金額での換算は実質不可)で一等賞はレイジ)。 二度目の博物空間では楊宝徳に雇われている。部下たちからは~先生(中国語で~さん・先生に該当)と呼ばれ慕われている。 紫紺(しこん) 「梭子(しゅんし)」という独特な武器を使い自由自在に武器の間を操る巨漢。一度目の空間ではザジと零次に顎を粉砕されダウンする。赤燈にレイジよりも弱いと指摘される一面もあったが、緑青と赤燈の死亡後に復活し零次の左腕を切り落としたが、零次と象三郎の連携により剣で腹と頭部の裏を切られ即死。二度目の博物空間では復活している。 緑青(ろくしょう) シルクハットに仕込み杖という出で立ち。面倒くさいものは機関銃で皆殺しにしたがるタイプで杖の中はヤリで毒が塗っており、かすり傷でも時間が経てば死に至る可能性がある。戦闘能力はレイジと互角に戦えるほど高いが、在津龍治よりかは弱く、戦闘スタイルの相性も考慮したかは定かではないが赤燈が果敢に挑む中、話し合いで近づくことすら拒み距離を取り続けたが、一度目の空間で零次と好戦を繰り広げた末に左腹と毛動脈を剣で切られ殺害される。二度目の博物空間では復活している。 赤燈(せきとう) 本名は「郭 炎樹(かく えんじゅ)」。ワンタッチで刃が出る仕込みマラカスを持った男。靴にも同様の仕込み刃があるが両方共に毒は塗ってない。 戦闘能力は他の幹部同様、一定の実力を併せ持ち、K4が喰らって失神したハリセンの一撃を喰らってもスキを出さないのみならず、右目を刺された上、手に致命傷を負いながらも頸動脈への一撃を喰らって絶命するまで戦闘に参加し続けるなど生命力も高い。 「賞金首一覧」と称したZAPのメンバー表小冊子を携帯しているが本人は博物空間の住人なのでZAPであるということは気づいていない。 一度目の空間では象三郎に殺害されるが、二度目の博物空間では復活しておりと靴の仕込み刃で、新橋ギョロ助の胸に解散丁(中国語で解散済み)書いて惨殺した。 黒艶(こくえん) 一度目の空間では裸にベストを着用。在津龍治同様、銃を全く使わず素手ゴロで中国拳法に似た技を使うが、こちらは人体の急所を軸にした攻撃なのでたった一突きや一撃で対象人物を死に至らしめることが可能、二度目の空間ではスーツを着用しており楊宝徳の側近として扱われ、GHQとのパイプ作りを担当した故か一度目の空間より戦闘や表での活動は少なくなる反面、管理官としての活動が多くなった。戦闘能力に至っては作中最強クラスで在津龍治と互角に戦う他、負傷した状態で紫紺を殺したレイジや音山を圧倒するなど基本的に戦闘では負けがない。 その正体は猊下(モナコ)の部下で、管理官の長官。普段から猊下に博物空間の運用に異議を上申しているが聞き入らる様子は微塵もなく猊下からは生意気、またはマジメすぎると思われており、2回目の空間で猊下にクビにされ、3回目の空間で猊下によりZAPと共に招集され、単体の雑刑執行吏は退けられるものの3人がかりで責められ処刑された。 白香(びゃくこう) 最終話とその前の回と2回のみの登場だが、実は第一話のカラーページ末の輪廻が描かれたコマにその顔が描かれており、実際の登場よりもはるか前に構図自体は存在していた。 博物空間の住人で、名前に白がついてることもあり、黒艶とは対になる形で白髪・白の中華衣装である。2度めの博物空間では大蔵省とのパイプ作りで活動していた他、3度目の空間では猊下に繋がれた。 在津龍治、黒艶と同様素手ゴロで中国拳法に似た技を使うが、実力は在津龍治よりも強い為、事実上、博物空間・管理官・ZAP問わず一番強い人物に該当しており、一撃で在津龍治を戦闘不能にした時(殺そうと思えばいつでも殺せるがZAPの死に様を拝ませる為手加減した)には「さすがは五凶星 白香だ」と戦闘スキルのない猊下が繋いでも在津龍治を圧倒したことから黒艶同様の実力を有している様子。なお、作中ではZAP達とは面識がなかった為、黒艶しかその存在を知るものがいなかった。
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