二 三

デジタル大辞泉

に‐さん【二三】

読み方：にさん

ふたつみつ。数の少ないことをいう。いくつか。「—質問をしたい」

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二三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/19 01:33 UTC 版)

「南洲翁遺訓」の記事における「二三」の解説

学に志す者、規模を宏大にせずばある可からず。去りとて唯ここにのみ偏倚（へんい）すれば、或は身を修するに疎（おろそか）に成り行くゆゑ、終始己れに克ちて身を修する也。規模を宏大にして己れに克ち、男子は人を容れ、人に容れられては済まぬものと思へよと、古語を書て授けらる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

二、三

出典:『Wiktionary』 (2021/07/26 11:29 UTC 版)

別表記

• 二三

名詞

二、三（にさん）

1. 二か三くらい。一語であり二三とも書くが、二十三と区別するため読点を入れた表記。
   • 金助はそれから二、三ヵ所の用達しを済ませて、その日の七つごろに今戸の店へ帰ったが、途中から胸が苦しくなって、わが家へころげ込むと共に倒れた。（岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』）
   • 彼は、二、三枚の衣類を風呂敷に包んだ。（菊池寛『恩讐の彼方に』）

関連語

• 一、二
• 三、四

翻訳

• 英語: a few ^(en), a couple of ^(en)
• フランス語: deux ou trois ^(fr)

• 朝鮮語: 두세 ^(ko), 두셋 ^(ko), 이삼 ^(ko)

二三

出典:『Wiktionary』 (2021/07/26 11:29 UTC 版)

別表記

• 二、三

名詞

二 三（にさん）

1. 二か三くらい。少々。
   • 紫でちょっと切れた図面が、二三寸の間隔をとって、振り返る男の体（たい）のこなし具合で、うまい按排につながれている。不即不離とはこの刹那の有様を形容すべき言葉と思う。（夏目漱石 『草枕』）
   • 素人の初段は、玄人の初段とは二三段違ふと云ふのである。（菊池寛 『将棋』）
   • 軽井沢も冬じゅう人気のないことは同様だが、それでも、いつも二三人は外人の患者のいるらしいサナトリウムのあたりまで来ると、何となく人気が漂っていて、万物蕭条とした中に暖炉の烟らしいものの立ち昇っているのなんぞを遠くから見ただけでも、何か心のなぐさまるのを感じた。（堀辰雄 『木の十字架』）

関連語

• 一二
• 三四

翻訳

• 英語: a few ^(en), a couple of ^(en)
• フランス語: deux ou trois ^(fr)

• 朝鮮語: 두셋 ^(ko), 이삼 ^(ko)

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「二、三」の例文・使い方・用例・文例

• 二、三日時間ある？
• 二、三分大丈夫？
• 二、三分お待ちください。
• 二、三日前君がネット上で歌っているのを見つけた。
• 私は閉会の前に二、三言申し上げたいと存じます。
• 私はかれに二、三言うつもりです。
• 彼は言い訳として二、三述べた。
• 二、三歩下がって下さい。
• 二、三デメリットがありますね。
• 若い男は急いで立ち上がり、二、三の言葉をどもってたちまち行ってしまった。
• 午後もう一度こられるのでしたら、専門家を二、三人用意しておきますが。
• 近年の旅行では私達は二、三日で世界一周が出来る。
• もう二、三か月もすると、君は英語が流暢に話せるようになるだろう。
• これを二、三日貸していただけますか。
• 第一（二、三）人称
• 二、三百フィート以上離れた距離でデータを送受信するために高周波無線信号を使用するローカル・エリア・ネットワーク