主な移植版の詳説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:14 UTC 版)
「ワルキューレの伝説」の記事における「主な移植版の詳説」の解説
PCエンジン版 初の家庭用ゲーム機移植版。移植に際し元のAC基板とのハードスペックとROM容量との差から大幅な変更が施されたアレンジ移植となっている(主なものは下記参照)。PCエンジンはハード側で拡大縮小回転機能を持たないが、ゲーム中は各所でソフトウェアによる拡大縮小の演出が取り入れられていた。 2人同時プレイから1人プレイ専用のゲームになった。この為、2P側の使用キャラクターであったサンドラはゲーム中に各所でNPCとして登場する。これにより道中の展開が若干異なる。 制限時間の概念が無くなった。 パスワードによるコンティニュー制の導入。 スコア(PCエンジン版ではEXP)、ゴールド、アイテムのストック、残機数の表示がプレイ画面からポーズ画面に移動、ライフと魔法の表示位置は画面左上にまとめられた。 ラウンド5(さいはての村)とラウンド6(氷の洞窟)の入れ替えで順序が逆になっている。また、ラウンド7(北の大地)はラウンド6に統合された。 分身の術の効果が、AC版はサイズの小さい自分の分身を呼び出し一緒に攻撃させる魔法だったが、PCエンジン版では2人に分身して巨大な光弾を同時に前方に放つ攻撃魔法に変更された。 ライフや魔力の上限増加が、アーケード版はアイテム購入で上げるのに対し、PCエンジン版ではステージ進行とともに自動的に増える仕様になった。 AC版で登場しないオリジナルのライバルキャラクター「ブラックワルキューレ」が本作で初登場。 EDのスタッフクレジットが無くなった。 PlayStation版 縦画面構成を含めて概ね完全移植した版と、縦置きが難しい家庭用のテレビでもプレイしやすいように画面構成を再配置した版(内容そのものはオリジナル版と変わりない)を同時収録(プレイ前にオプションで変更出来る)。「ミュージアム」というコンセプトに従い、バーチャル館内にある本作のコーナーでは、アーケード版の筐体に添付するためのマニュアル・ポスターなどの画像が閲覧出来る。2013年にプレイステーション3及び4で配信されている。 PS2の倍速読み込みモードでプレイするとゲーム中のBGMも倍速再生になるバグがある。 収録バージョンはNEWバージョン。加えて一部ボスキャラの対魔法耐久性向上の修正が入っている。 Wii(バーチャルコンソール)版(※サービス終了につき現在はダウンロード不可) PCエンジン版とAC版(OLDバージョン)の両方が忠実移植により再現されている。AC版はオリジナルと同様、ゲーム終盤でのリセットが度々発生する。 PlayStation 4,Nintendo Switch(アーケードアーカイブス)版 オリジナルモード(任意の場所でのセーブ&ロード機能使用可能)、ハイスコアモード(プレイ設定固定。一時停止、途中セーブ&ロード不可の通しプレイのみ)、キャラバンモード(プレイ時間5分間のスコアアタック)の3つのモードを搭載。 「こだわり設定」でゲームスピードの調整、キャラクターの影の濃さを原作に近づけるか否かの設定が可能。オリジナルモードでは難易度、砂時計の時間調整、初期ハート数の変更が可能、また縦画面のプレイも可能。 OLDバージョンの移植。
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