主な秘技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 07:10 UTC 版)
作中でQ太が披露する秘技には、以前から彼が持っていた技以外にも、レース中のハプニングに咄嗟にQ太がとった策に対して、後から『コロコロコミック』誌上の特集記事で必殺技として名前が付けられるものが数多いので、そういった類のものはここでは極力割愛した。 セーリング・ダンス 第1話で早くも登場。Q太の得意中の得意とする秘技で、彼の代表技とも言える。チョロQには後部ナンバープレートにコインを挟むことで、その重量でウィリー走行させることができるが、そのコインを複雑に歪めてセットすることで、走行時にコインの歪みが起こす乱気流によってチョロQを左右に自在に操る。風向きに合わせてコインの歪みを調節することでチョロQを直進させる「ストレートバージョン」や、意図的に本来のスピードよりも遅く走行させる等、応用技も数多い。マグナム号以外でも使用可能。後にミキも会得する。 マッハ・スクランブル 第2話他で使用。マグナム号の左右のドアがガルウィングドア式に開き、このドアを翼とすることで驚異的なジャンプ力を生み出す。技名は作中では呼ばれず、誌上の特集記事で明らかにされている。 スライダー・ダッシュ 第3話で使用。前述のセーリング・ダンスはカーブのたびに風圧を受けるため、カーブの多いコースに向かないという弱点を克服するために生み出した技。木の葉を車体前部に巻いてクサビ型にすることで空気抵抗を減らし、さらにタイヤを磁石タイヤにすることでグリップ力を向上させる。 コインシュート(コインチャージ) 初登場は第4話だが、技名が呼ばれるのは第9話。コイン未装着でチョロQを走らせた後、走行中のチョロQ目掛けてコインを投げつけて装填する技。走行途中からセーリング・ダンスをさせたり、チョロQを急停車させたり、逆にチョロQに装填されているコインやオプションパーツを外したりと、用途は様々。最初は「コインチャージ」と呼んでいたが(後述の「ダブルコイン時間差チャージ」にその名残りがある)、Q太に出会う前のミキも既にこの技を使いこなしており、彼女が「コインシュート」と呼んでいたことからQ太もそう呼ぶようになった。なおQ太のコインシュートは装填時に強力な衝撃がプルモーターに加わるため、Q太がマグナム号以外にコインシュートするとゼンマイのバネが切れ、プルモーターが吹っ飛んでしまう。 セール・ターボ 第4話で使用。ルーフを外して巨大な帆を張り、そこに強風を受けて急加速する技。技名は作中では呼ばれず、誌上の特集記事で明らかにされている。チョロQ全国大会で優勝を勝ち取った技。 ダブルコイン時間差チャージ 第6話ほかで使用。2枚のコインを続けざまにチョロQにコインシュートして、異なる2つの動作をチョロQに与える技。例として第6話で披露した、マグナム号がスピンターンしながら連続ジャンプする「ジェットスピン走法」等がある。
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